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復職後の仕事

6年前41歳の前厄の年、自分の限界を超える仕事量とプレッシャーで夜眠れなくなり、睡眠導入剤を処方してもらいながら仕事をしていた。ある日の産業医の面談で休職を言い渡され、次の日から出社禁止になった。

2ヶ月半後に復職し、あれから随分時間が経ってるが、良くも悪くも様々な変化があった。

復職後、すべての仕事はなくなっていた。元いた職場、部署でひたすら時間がすぎるのを待つだけ。非常に辛かった。

まず、周りの配慮が辛かった。無理させちゃいけない、ゆっくり復帰すればいいと言うが、休職中ゆっくりしたので早く仕事がしたかった。

自分がやっていた仕事が上手く行ってない事を目の当たりにして辛かった。突然仕事を放り投げて居なくなったのに、戻ってきてアレコレ言うのは良くない。求められたとき必要なアドバイスをするが、このモヤモヤ感は数年たった今でも感じる。

自分で仕事にリミッターをかけているのも辛い。以前はストレートに提案したり、発言したりしていて、それが自分の持ち味だと思っていたが、復職後は出来なくなった。また一人で抱え込むのではないのか、また休職するのではないか、常に考えてしまう。

時間が解決し、だいぶ楽になったこともあるが、あのとき休職しなければと思うことが多い。休職せずに済む選択肢は無かったのか、と。

しかし、休職しなければ根本的に変わらなかったであろう。辞めて転職したとして、次の職場が幸せとも限らない。そう考えると、自分の人生で必要だったのだろうと諦めている。

いま仕事で苦しんでいるのであれば、まとまった休みを取ってください。

いま休職中の方、焦らないでください。心が疲れている時に何か判断しないほうが良いです。

復職後、苦しんでる方、時間が解決する部分は確かにあります。すべて解決しないかもしれませんが、求められる仕事を誠実に対応しましょう。

私もそうしていきます!

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