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今回の記事は女性アスリートに見て欲しい

今回は「スポーツ栄養学 最新理論」という本を参考に、簡単な内容の記事を書いていきます。

女性アスリートにおける問題として、利用可能エネルギー不足(low energy availability:LEA)があります。

まず「energy availability」とは利用可能なエネルギーのことで、運動やスポーツに必要なエネルギーだけではなく、成長や免疫機能、体温調節などの身体機能を維持するためにも必要なエネルギーのことです。

ローエナジーアベイラビリティー(LEA)となると、無月経や月経周期の乱れ、骨粗鬆症などを引き起こす可能性が高いです。

更に、LEAで月経異常の女性アスリートは運動のパフォーマンスにも悪影響が出ると言われています。

LEAは単なる摂取エネルギー不足だけではなく、運動強度が上がったときにも起こる可能性があります。

必要なエネルギーの計算はGoogleなどで調べてみてください。しかし体脂肪率や消費エネルギーを正確に把握することは非常に難しいため、自分の体調はしっかり把握しておく必要があります。

月経異常などの症状が出てからでは回復に時間がかかるため、予防が最重要です。

特に思春期の女性アスリートは成長などへの影響も大きいため、体重や体脂肪率を目安に運動量や食事量を調節し、正常な月経周期を維持しながらスポーツやトレーニングを行うことが競技力向上にも効果的です。

この記事を見ている女性アスリートは少ないかもしれませんが、特に学生やその周囲の人たちはLEAを頭に入れおく必要があると思い記事にしました。



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