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ネットが私に教えてくれたこと

初めてのインターネット

私が初めてインターネットに触れたのは大学に進学した時、当時まだまだPCを持っている人は少ない中、進んだ大学の講義はPCを持っていないと支障をきたす内容だったため、入学後すぐ詳しい友人に栄だったか大須だったかに連れて行って貰い一日中歩き回って、訳も分からずPCを購入した時に始まった。30万位したっけな。今自分が親になって思うが当時親も良く出してくれたなと思う。

当時はADSLやISDNも無く、ダイヤルアップだけだった。当然速度は激遅、「ピポパポピピピ、ピーガガガガ」って音を懐かしく思う方もいるのでは。

今でこそ電車乗りながら映画見たり、サッカーの試合見たりするのが当たり前になったが、当時は画像一つクリックしようものなら5分待つくらいは当たり前だった。なにせスマホの通信制限をくらった128kよりもっと遅い(64Kだったと思う)なのだから当然である。通信関係は本当にめざましいスピードで進化したなと思う。

ただ、この時の状況が私にとってプラスになったと思うことが一つだけある。それは「忍耐力」だ。

さっきも言った通り画像開くのに数分待つだけじゃない、HP開くのに待つ、何だったらPC立ち上がるのに待つ。待ちとの戦いである。

会社に入っても思ったが、この「待つ」という行為は中々難しいらしく、失敗する人はだいたい、読み込みしている時にイライラしてあっちこっち触るのだ。

私もどちらかというと「いらち(いらいら、せかせかとして落ち着かないこと。また、そのような人やさま。「苛ちな人」)」なのだがこれに関しては不思議と全く慌てなくなっていた。

時に「不便が人を強くする」ことはありますので不便も全て悪いわけではない、という学びがインターネットから教わったことでした。

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