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変わる世の中 変われ学校

前代未聞の3月から続く臨時休校。
緊急事態宣言解除の県が増えてきて、学校再開に向けての動きも出てきた。
学校再開と言っても、今まで通りの学校生活は送れない。
感染予防の対策をしながらの生活になる。
次のような対応がされていく。

①子どもたちが密集しないような時間差登校。
②室内に入る際のアルコール消毒
③マスクの着用
④間隔を開けた座席配置
⑤教室移動、遊び方の制限
⑥毎日の検温、健康観察

などである。
子どもたちにとっては窮屈なものになるかもしれない。
しかし、臨時休校中の登校日に出会った子どもたちはいたって冷静だった。
少人数での登校だったが、非常に落ち着いて行動していた。

さらに学習方法も変化する。
話し合いやグループ活動の制限がある。
そんな中でも、子どもたちの意見の交流を伴う授業を実現させたい。
ここが教師の工夫のしどころだ。
例えば、ホワイトボードや画用紙に意見を書かせ、意見の交流をする。
意見や考えを書いたノートをタブレットPCで撮影して画面共有する。
こういうときこそ、様々な教育技術を使うべきだ。

それと大事なのはICTの活用。
今年度中に一気に整備される可能性が大きくなった。

これは大チャンス。
この機会を逃すと、おそらく教育のICT化がまた遠くなる。
この秋から冬にかけて新型コロナの第二波が来て、また緊急事態宣言、臨時休校となる可能性もある。
そのときには、オンラインで授業、学習ができる環境を今のうちに作らなければならない。
そのための指導もこの学校再開後は必要になってくるだろう。

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