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僕の君のこと

どこにも足場がなくなる夜
君に触れて僕を確認し
君の最初の内側を味わって
僕の形を確かめる

僕たちには表面があるから
君は僕からこんなに遠くて
僕も君からとても遠い
そんなまどろっこしさは
朝日が差せば消えてしまうけど

僕は
僕がいることを赦されたいと思ってて
朝も昼も夜も
やっぱり君を探している


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眠れない夜に

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