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こんにゃくに製糸に(群馬旅 後編)

書いていて想像以上に分量が多くなったことに自分でも驚いている。
前回までのはこちらから。

さて、楽山園を出た後、上信福島駅に戻る途中に寄り道を。

・道の駅甘楽

渋さが感じられる外観
桑茶ソフトクリーム🍦
桑の葉って人間も食べられるんだ?!
お茶のソフトクリームに近い味。美味。

・こんにゃくパーク

群馬県って、全国のこんにゃくの9割を生産しているんですって。初耳。
ここでは、無料の工場見学と、無料のこんにゃくバイキングをしてきた。

こんにゃくの四角をモチーフにしている?

工場見学をするのはいつ振りだろう?ってくらい大学生の間は行っていなかったから新鮮だった。っていうか蒟蒻と白滝って原材料同じってことも初耳。

出来上がったこんにゃくが流れてくるところ
こんにゃくバイキング

バイキング、「これ本当にこんにゃくなの?しかも無料でいいの?」って程満足度が高かった。なるほど巷で蒟蒻ダイエットが流行るのも一理あると思った。カロリーは低いのに、しっかりとお腹が膨れていく感じがあったから。器に入っているのはラーメンです。これはお代わりするくらい良かった。焼きそばとか田楽とか、蒟蒻揚げとかも美味しかった~

あとはお土産コーナーとか顔出しパネルとか、足湯ゾーンとかあって平日なのに大盛況だった。休日に行くと工場ラインが稼働していなくて(たまにスペシャルデーと称して稼働する日もあるが)、バイキングが劇混みすることは避けられないだろうなと。富岡製糸場の入場券をここで購入すると、こんにゃくのお土産+バイキング優先券貰えます!!うれしい~

これ本当に無料でいいの?ってくらいコンテンツが充実していた。お安く旅をしたい方におすすめできる場所。勉強にももってこい。

・富岡製糸場

レンタル自転車を返却し、上州富岡駅へ。駅から約1㎞歩いたところにありました。

あ、これ歴史の教科書でやったところだ!

江戸幕府が大政奉還をし、始まった明治時代。様々な面で後れを取っていた日本は、海外から文化を輸入したりして、富国強兵を目指していた。産業の面では殖産興業といって、最初は製糸などの軽工業に力を入れていた。富岡製糸場はその代表的な工場の一つみたいなことを小・中・高と3回に渡って勉強したのが懐かしい。

入場料(大学生)250円を払って中へ。丁度ガイドツアーが始まりそうだったので、それに申込んでガイドさんと一緒に回りました~(200円)

工場の中

ガイドさん、カンペなしで凄くスラスラと喋っていて感服してしまった。自分も接客のアルバイトをしているから、話し方も勉強になったことはココだけの話です(笑)

お話を聴いていて勉強になったことを以下掲載。
・そもそも富岡製糸場単体で世界文化遺産になっているわけではない。
正式名称は「富岡製糸場と絹産業遺産群」(初耳だった)
・レンガ造りが特徴的(フランス積みと言って、長辺と短辺が交互に一列に並ぶ形式、イギリス積みは長辺か短辺のどちらかしか一列に並ばない、確かに言われて初めて気づいた)
・お雇い外国人、勤務態度が酷くてすぐ「かいこ」になった(これは一本だと思わされた)
・皆レンガ造りと工場の中だけ見て帰っちゃうけど、本当はブリュナの邸宅や女工の屋敷なども見て初めて製糸場が理解できる(親元を離れて生活するの大変だったんだろうな)
・ブリュナ、現在の価値にして月収1000万(えぐい)

そうそう、実際に繭玉から生糸をどうやって取り出すかも実演してくれて、このことに気付いた人がすごいと思った。普通に考えて、糸の端っこ見つけるの至難の業としか思えないし。

実際に行ってみないと分からないことや、肌で感じる歴史などもあり、行って良かったなと思う。

・そして帰路へ

どうしてもご当地グルメを食べたかったので、急いで「焼きまんじゅう」なるものを実食 アツアツで味噌タレがしっかりとかかっていて美味かった。饅頭だけど甘い感じではなくて、しょっぱい系のおやつ。ボリューミー!

帰りの電車がギリギリだったので急いで食べました、、アツアツだった
猛ダッシュして乗れた

帰りの上信鉄道では夕日が綺麗で、同じ所を朝も通ったはずなのに見え方が違って感慨深かった。
無事に家に帰ることができ、群馬旅はこれにて完結。
(遠征の練習のために群馬―新宿までバスに乗ったことも印象深いけど、バスだけで一本記事が書けるレベルなのでまたどこかで。)

総括

人生初の宿泊込み一人旅は、初体験やいつもと違う景色などを見て、色々と感じることがあり、挑戦して良かったなと心から思った。教科書やMVで見ていた場所に実際に行ってみることの面白さを実感した。これこそ、まさに「百聞は一見に如かず」ならぬ「百媒体見は一実際見に如かず」かもしれない(造語)
周りに知り合いはおらず、自分一人で何とかしなければならないという状況で道中の行動を決めたりトラブル対処したりする中で、自信も身につけることができ、ちょっぴり成長を感じられた。

これからも一人旅はしていきたいし、このnoteも随時更新していくのでまた気が向いたときや時間がある時に見に来てくれたら嬉しいな~とお気持ち表明したところで今回はおしまい!

読んでくださってありがとうございます!

ではまた

とむ

少しでもクスっと笑顔になったり、話のネタになったり、今後の参考になったりしたら嬉しいな~と思いながら書いています。どうぞよろしくおねがいします☺