社員が選ぶ【この会社で働きたい】と思う社長の条件
■本記事について
本記事は上記のYouTube配信の原稿です。躍動感ある学びを得たい方は、YouTubeからご覧ください。アドリブで記事にないことも話しています。
■ゴールイメージ
ずばり、コンテンツではない。
採用の極意を抑えることによって、
「社員からみて魅力的な会社」をPRし、
エントリーが集まる会社にすることが出来ます。
社長のみならず、本日のテーマは
メンバーを持つマネジャーの方にとっても役立ちます。
後半からは具体的な私の事例も紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください。
■大前提
社長が思う「働きたい」と思う会社と
社員が思う「働きたい」と思う会社は
100%違う、ということです。
なぜか。視座が違うからです。
よく経営者の方から相談されることがあります
ただ、それは当然のことなんです。
なぜなら「だからアナタは社長で、その方は社員だ」ということなんです。
同じ視座なら、きっとその人は社員ではなく、社長をやっているかもしれない。
逆に言えば、高い視座でも「アナタの元で働きたい」と思われる何かがなければ
そもそも優秀な人材が取れないといってもある意味しかたのないことです。
■重要な項目
今日のテーマを捉える上で非常に重要な項目について発表します。
それは「現代の若者が何にモチベーションを感じているか」ということです。
それは「承認」です。
大きく今は3つの世代に分かれると言われています。
①「食」に動機付けされた世代
②「金」に動機付けされた世代
③「心」に動機付けされた世代
つまり社長と社員の目線の交差を産むのはこの
「モチベーションの源泉の違い」が非常にポイントとなります。
この話をすると長くなるので、また別の動画で紹介します。
■結論
では本タイトルのテーマでもあった
社員が選ぶ【この会社で働きたい】と思う社長の条件はなんでしょうか。
これは非常にシンプルで、ある意味誰もが一度は意識したことがある話です。
ただ同時に、知っていても出来ている人が少ない話かもしれません。
この内容だけ聞くと「なんだ、当たり前のことだ」と感じる方もいると思うので
具体的に私がお客様とのやりとりで実際にあった事例を紹介しようと思います。
ある組織のNo.2の女性の方とお話する機会がありました。
工務店で非常に活躍している方です。とあるきっかけで入社動機を聞くことがありました。
Sさんはなぜ、その会社に入ったんですか?
その会社の社長はエネルギッシュで、活動的で、営業マンとしてもトップセールス。
きっとそのスピード感やアグレッシブなところを魅力に感じたのだと勝手に思っていました。
だからこそ、次に出てきた言葉に驚いたんです。
それは「ありがとうとごめんなさい」がしっかり言えるということでした。
驚いたと同時に、なるほどな、と感じました。なぜならば、社長になる多くの方は、
やはりリーダーシップがあり、行動力、判断力に優れている。ということは、
ここが大きな違いになるわけではないのだと。
それだけの能力がありながらも、自分が違っていると思う時は正直に謝り、
嬉しいことがあったらどんな些細なことでも感謝を伝える。
これって社長が思っている以上に、社員にとっては嬉しいことなんですよね。
社員の方でこの動画をみてくださっている方の中には、
こんな体験をされたことのある方もいらっしゃると思います。
「社長からもらったあの一言で、今も頑張れている」と。
社長からしたら何となく発した一言だったかもしれません。
ただその一言が、社員のモチベーションを支える柱となっているんです。
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■まとめ**
些細な言葉ほど、しっかりと伝えましょう。
「ありがとう」と「ごめんなさい」をはっきり言いましょう。
社長が何を優先するのかで決まります。
プライドを優先するのか。
大切な社員が頑張ってくれることを優先するのか。
大変な時期こそ、思っている言葉をまっすぐに伝えてみてください。
メンバーを持つマネジャーの方も同じです。
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