ポケモンカードに見るファッション雑学
自称「ポケカ界のファッショニスタ」のトムリンです。
ポケカのイラストは、可愛いだけでなく深掘りすると色々と見えます。
今回、背景に「ファッション要素」があるカードを紹介してみます。
1.モンドリアン
まずは、「超爆インパクト」のドーブル。
ベレー帽のような頭をした「えかきポケモン」です。
この背景のモチーフは「ピエト・モンドリアン」画伯の絵画です。
このモンドリアンの1921年の絵画を大胆にファッションに取り込んだのが、モードの帝王こと「イブサンローラン」です。
1965年のショーで発表したコレクションがこの写真、アートとファッションの融合した作品群です。
2.アーガイル
続いて登場は、ヨーギラス。
お腹のひし形模様は、「アーガイル柄」をモチーフにしてます。
「ダークオーダー」収録時は、SugimoriKen氏が背景に使うスゴ技!
名前の由来は、諸説ありますがスコットランドのアーガイル一族がルーツとか。セーターなどによく用いられる温かみのある模様です。
3.フェアガイル
最後は、2012年に発売されたキバゴスリーブ。
クロスステッチの緑糸に白抜きのキバゴがデザインされています。
黄色とオレンジで編まれた模様は、「フェアガイル柄」がモチーフです。
「フェアガイル柄」とは、イギリススコットランドにあるシェットランド諸島のフェア島を発祥とする、400年以上も編み続けられている柄です。
ノルディック柄に似てますが、雪の結晶やトナカイなどのない抽象画のような印象です。
さて、いかがでしたでしょうか?
最近、イラストレーションの雑誌で特集が組まれたのに影響を受けて、
僕の視点で見えたものを書いてみました。
この記事が参加している募集
サポートよろしくお願いします。 続けていくモチベーションにさせていただきます。