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「住んでいけるかな」から「住んでいきたい」に変わった理由 Ver.1

「わたし、お嫁にきました。」

はじめまして。ふくい移住サポーターの野尻です。愛知県から福井県に嫁いで早10年が経ちました。現在は、福井県の最北部にある温泉の街あわら市で、夫・こども2人の4人で住んでいます。

10年前に来た当初は福井市に住んでいました。ありがたいことに、仕事は名古屋にいた時の会社の関係でご紹介いただき、福井に来てすぐ働けるという大変幸運な状況!いま思えば、このご縁のおかげで感謝のオンパレードの日々を過ごすことができました。

降り立ったのは真っ白な世界

福井に来たのは1月。真冬の雪景色の中、福井に降り立ちました。雪が降るとは聞いていたし、それなりの覚悟をもって来たけれど、思っていたよりも多い積雪量に言葉も出ませんでした。

スタッドレスは必須です!道路は凍結しているので、車もゆっくり進みます。
道路によっては「融雪」という雪を溶かす装置がついています。

名古屋では降雪予報が出るだけでパニックになるし、少しでも降ったのなら休みにする会社もあるほどです。(※電車が止まると余計に大変な状況になるため) 冬の雷の洗礼も受け、なんて過酷な冬なのか!と思ったことを思い出します。

初めて買ったスノーグッズは「オシャレ長靴」

引っ越してすぐ仕事が始まるということで、とりあえず家族の助言通りに「長靴」を買いました。「滑り止めがあるような丈夫なものを」と言われていたものの、見た目重視の可愛くてオシャレなものを選びました。今ならオシャレとは無縁で、機能性重視のガッチリブーツを迷いなく選ぶのですが、この頃の私は「まだまだ福井を知らない」ビギナー・・・。 案の定、雪の上では滑る滑る!歩き方も側から見ると慣れていないのが一目瞭然で、外出するだけでも大変な状況でした。 みなさん、雪国で履く長靴は滑り止めがあるものを選びましょう笑。

2018年はニュースにもなるほどの災害級の降雪量でした。毎年こんなに降りませんのでご安心を!

冬の交通事情

会社まではバス通勤でしたが、道路の積雪状況の影響も大きく、バス・車通勤のハードルが高く感じました。

福井は車社会なので、雪の日はいつも以上に混雑します。そんな中でも、福井県の皆さんは、雪の日でも遅れないようにと、何時間も前から雪かきして遅刻しないようにかなり早くから出勤をしています。雪国以外の方には想像できない冬の日常だと思います。

ちょうどこの頃の私は、自信をなくしかけていました。春はどれだけ待ってもやってこないし、天気予報を見るたびに、ため息をつく日もありました。「ここで住んでいけるのかな・・・」という自信のない気持ちが、見え隠れしていた時期でした。

どこにいても持つべきものは仲間!

ここで救ってくれたのは会社の仲間たちでした。福井出身の人だけでなく全国から転勤してきた人が多い会社だったので、共感してもらえる機会がたくさんあって、本当に助けられました。話を聞いてもらえるだけで心がスッと軽くなるし、福井の楽しい場所や美味しいものなどたくさん教えてもらいました。

福井県は、ぶどう・メロン・梨・すいか・柿・いちご・みかんなどの農家さんがたくさんいます。

福井市で有名な桜スポットである、足羽川堤防沿いの夜桜を見に行ったり、繁華街の片町に飲みに行ったり、ぶどう狩り、三国サンセットビーチでサンセットヨガ、一乗滝小次郎の里でBBQもしました。「福井にはこんなに素晴らしい景観や自然があるんだな。」と心からそう思ったし、仲間と味わうことで、さらに拍車がかかり「ちょっと福井いいかも」と少しずつ心が変化していった1年目を過ごしました。

福井県福井市の足羽川沿の桜並木。昼間は屋台もたくさん出店し、夜桜の雰囲気も◎


続きはVer.2にてお話します◎
ここまで読んでくださりありがとうございました!

福井県 移住サポーター
野尻 ともこ

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