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哲学の道で桜見
昨年の春は桜を見に哲学の道へ行った。
銀閣の駐車場に停めて5kmほど散策。
コロナ禍のせいもあり人出はまばら。
一部咲きかけの桜もあったがほぼ満開で見頃だった。
桜の絨毯
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散った花びらが絨毯のように川に敷きつめられていて、その上を鴨が泳ぐ。
ほっこりする場面を見られた。
300本の桜並木
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哲学の道にある桜並木は、日本画家の橋本関雪が画家として大成した際、妻よねの提案で「苦しい時代を支えてくれた京都の人々への恩返し」として1921年(大正10年)に寄贈し、関雪桜と呼ばれ親しまれている。
およそ300本もの桜を植樹したとは、夫婦ともに本当に立派だ。
100年後こうして桜を眺めている人がいるのを知ったら何を思うだろう。
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道沿いにはおしゃれなカフェやレストランもあり、桜を愛でながら休憩もできる。
4月には桜まつりが開催されるようだ。
日本の道100選
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日本の道100選というものがあり、哲学の道は昭和61年に選ばれていた。
哲学の道は琵琶湖疏水分線に沿うようにして、若王子から銀閣寺道まで散策路が巡らされている。
哲学者・西川幾太郎等が思索にふけりながら歩いたことから名づけられた。
思索しながらの散歩は人生に大切なものだとつくづく感じる。
歴史上の偉大な人物たちも散歩を常としていたようだ。
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