海外で路頭に迷いかけたけど、意外となんとかなった話
コロナ渦だった2022年、出張でヨーロッパへ行った時の話をしたいと思います。
この時期はウクライナとロシアがバチバチやりだしたくらいだったのですが、仕事の都合でヨーロッパへ行く必要があり、撃ち落される不安と戦いながら現地へ飛んだことを覚えています。(ちなみに、ロシア上空を迂回するルートになっていました)
行きは特に問題なかったのですが、タイトルにもある路頭に迷いかけた、というのが帰りの経由地でのことでした。
路頭に迷いかけた帰り道
出張先(一応伏せとく)から、経由地のアムステルダム空港(オランダ)に向かう便が遅れてしまったため、アムステルダム発の便が先に出てしまったんですよね。。。待たないんかい!!
ということで別の便を手配してもらうために窓口を探すんですが、これがまたどこか分からない。。。
同じように慌てている人がいたのでその人についていったところ、なんとか窓口にたどり着いたんですが、次の便は2日後とのこと。
ここで浮上したのが
・ホテルどうするんか問題
・コロナの検査問題
だったんですね。というのもただの経由地で泊まる予定もなかったのでこれから予約しないといけない。営業に連絡して手配してもらうにしても日本は夜中の3時頃でつながらない。。。ということがありました。
またこの時期は厄介なことに、日本入国時にコロナの陰性証明書を提出する必要がありました。しかもそれが入国前72時間が有効期限ということでしたので、もう一度PCR検査を受ける必要が出てきてしまいました。
スマホは神
航空会社がホテルを用意してくれるみたいだったのですが手続きしようにもうまくいかないし、日本への電話はつながらない。大型のスーツケース2つ抱えてあちこち動き回るのにも疲れた。。。
2日間空港で暮らすのかと、さすがにあの時は映画「ターミナル」が頭をよぎりましたね。
一旦は立ち尽くしていたんですが、そういえばスマホで予約取ればいいじゃん、と思いBooking.comで探してみたところ、安くても1泊3万円ほどしたんですが見つかりました。
もう一つの問題であるPCR検査についても、近くの検査機関を調べてくれるサイトがあったので、予約できました。
結局のところ、スマホが神だったということですね。。。
人の温かみに触れた
ホテルの予約も取れたので、タクシー乗り場で順番待ちをしていた時のことです。タクシーの運転手らしきおっちゃんが近づいてきて話しかけられました。どこ行くの?と聞かれたのでスマホの画面でホテルの住所を見せたんですね。
この時は内心、「ぼったくられるパターンのやつかな」って思っていたのでさりげなく断るモードに入ってました。
すると意外なことに、「そのホテルだったら無料のバスが出てるよ、こっち」とおっちゃんが案内してくれました。
思わぬ不意打ちに泣きそうになりましたね。海外の人ってだましてなんぼみたいな、いかにお金をかすめ取れるかみたいな人ばかりだと思っていたので
ギャップにグッと来ました。いわゆる「ヤンキー子犬理論」ですね。
無事帰国
PCR検査も無事に終わり、半日はアムステルダムで観光してました。
なんやかんやありつつも、翻訳機能や予約サービスのアプリで何とかなるものだな、と世界が身近に感じられる出来事でした。(スマホがなかったときはどうしてたんだろうかと想像するだけで震えます)
あとがき
言語が通じなかったりしてもジェスチャーで意外とわかったりするし、トラブルに遭っても割と何とかなるものなので、新しい経験をするというのは大事なことかなと思います。トラブルの最中はすごく不安だったりするんですが、終わってみたら面白かったなって思えたり、こうしてnoteに書く話のタネになったりするんですよね。
ちなみに帰国したときにスーツケース1つが届いてませんでした。神様めっちゃ追撃してくるやん。。。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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