見出し画像

長女の生き方の手段を増やすために

昨年の10月から不登校になった長女は現在、たくさんの大人たちに助けてもらって生活している。

不登校になって多くの保護者が不安となるのは勉強面。
私もそこをどうするかを一番考えた。
彼女が楽しいと思える学習塾のオンライン授業を受けることで何とかなったものの、知識ばかりが増え、実生活に落とし込むためにホームスクールですることに、私の限界が見えていた。

そんな中たどり着いたのがちょっと変わった塾。

塾長はその子に合わせてその子の深めたいこと、必要なことを学ばせてくれる。

長女の場合、コミュニケーションや学校では教えてくれないパソコンやタブレットの使い方。そして電子回路や工作。私では長女の探究心に応えられな事が増えてきていたところ、塾長は彼女の探求心に応えながら彼女の生きる力へと繋げていってくれた。

月に3回程度オンラインで、勉強のわからないことやコミュニケーションで躓く時の彼女の気持ちの分析をすること、時に数字の面白さを追求したりと、彼女が使いたい脳をフルに使い喋りまくるなどをしていた。

画像1

そんな中この夏休み、学校から渡された夏休みの計画表。

画像2

書くことが苦手な彼女にとって、この箱の中に書くのはとても難しい。
書きたいけど書くなら多くの情報を入れたい彼女としては、この計画表と向き合えば向き合うほどイライラ。

そこで、Excelを使うことを提案すると、喜んで夏休みの計画表を作り始めた。少し教えただけで、どんどん吸収していき、夏休みの計画表をどんどん作っていった。

画像3

が、私も得意でないExcel。彼女はもっとExcelを使ってみたい!が反比例していき、塾長に相談したところ、1時間オンラインでExcelの使い方レクチャーを受けた。そして、計画表を作ることではなく、様々な使い方を教えてもらったことで楽しくなっていった。

2回目を受け終えた時には私を超えた。
(私のExcelスキルがひどすぎるのもある)

書くことを苦手とする彼女が、自分の思っていることをパソコンやタブレットに打ち込むことでストレスが減り、視覚化することで他人に伝える時に何を伝えたらいいのかも分かるようになってきた。

躓きの多い彼女ではあるが、手段を手に入れることで自身の生きやすさを構築し始めている姿は親としても安心感がある。

学校で学ぶことは難しかったけど、ここでなら彼女の学びは続けられそうだ。

この夏はとことんExcelを探求してもらおうと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?