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くるぞ万博!友安製作所が大阪・関西万博で、八尾市のブースをプロデュース?!

こんにちは!
友安製作所 新米広報のCyan(シアン)です!

最近「大阪・関西万博まであと1年!」というニュースを見ました。
みなさんも街の色々な場所で、万博に関する話題やミャクミャクくんの姿に出会うことが増えていると思います。
「くるぞ!万博」というキャッチフレーズもすっかり馴染み深いものになっていますが、みなさんにとって万博はどれくらい身近な出来事でしょうか。

社長のBoss(ボス)も近鉄八尾駅のリニューアル式典で、ミャクミャクくんに会いました

実は友安製作所の地元八尾市は、2025年大阪・関西万博へ出展予定!そして友安製作所は、ブースの空間プロデュース枠出展企業として、八尾市の万博出展プロジェクト(八尾市リボーンチャレンジ)に参加しています!

このお話、説明すると長くなるのですが、簡単にまとめると..
友安製作所は、八尾市や地元企業と力を合わせて、万博に出展します!!

ということで今回の記事では、友安製作所が万博に関わることになった経緯や、実際にどんなことをするのか、万博出展にまつわるあれこれを、しっかりまとめてご紹介していきます!

この記事を通して、「八尾市が万博にでるらしい!」ということを身近に感じていただけたら嬉しいです。


自治体で唯一!八尾市が叶える万博出展

今回、私たちは万博に出展する八尾市のプロジェクト「八尾市リボーンチャレンジ」を通して、万博とのご縁をいただきました。八尾市は、全国で唯一、自治体として大阪・関西万博に出展することが決まっています。

「ものづくりのまち」八尾が誇る技術を世界に発信しよう!と万博出展を決めた八尾市が立ちあげたプロジェクトが、「八尾市リボーンチャレンジ」。
地元の企業から出展企業が募られ、選考を通過した13社が八尾市の代表として、ひとつのブースをつくっています。
友安製作所は、空間プロデュース枠での出展で、主にブースのコンセプトメイクとデザインを担当しています。

どんなブースになるの?

ブースの場所は、大阪ヘルスケアパビリオン!

今回私たちが出展するのは、「大阪ヘルスケアパビリオン」。今回の万博の開催地である大阪府と大阪市が、大学や企業等とともに産学官一体となってつくりあげるパビリオンです。

「大阪ヘルスケアパビリオン」のテーマは「REBORN」。“「人」は生まれ変わる”、“新たな一歩を踏み出す”という意味が込められたこのテーマは、万博に挑戦する八尾市のプロジェクト名にも掲げられています。

そんな「大阪ヘルスケアパビリオン」が描き出そうとするのは、ずばり、ミライの大阪の可能性!主に「いのち」や「健康」の観点から、子どもから大人までが楽しみながらミライの都市生活を体験できる空間を目指します。ミライの都市の姿を示し、そこでの生き方について考えられるような体験を提供すると同時に、大阪という都市の活力・魅力を世界の人々に伝えるパビリオンです。

 提供:(公社)大阪パビリオン

ちなみに「大阪ヘルスケアパビリオン」の建築はこんな感じ!
鳥などの巣をイメージしたデザインになっており、水が流れる透明な大屋根に包まれた現像的な空間が完成する予定です!屋根に伝う清らかな水は、水運で経済を発展させてきた大阪を象徴しています。

水と光が降り注ぐ、自然と未来都市が融合されたパビリオンでどんな体験ができるのか、とても楽しみです。

八尾を魅せる、「とにかくさわる博」

「とくかくさわる博」ブースイメージ

そんな「大阪ヘルスケアパビリオン」で八尾市がおくるミライへの提案は、「オープンファクトリーの促進」です。八尾市では、数年前から地域一体型のオープンファクトリーイベント「FactorISM」を中心に、多くの会社が自社の技術や仕事を一般の人々に開放し、知ってもらうための取り組みを続けてきました。

八尾のものづくりを担う多くの会社は中小企業ですが、そこには世界に通用する高い技術や、職人の伝統技といった誇るべき仕事が多くあります。そのことを伝え、街に活気を生もうとするオープンファクトリーの活動は、“未来をつくる想像力を刺激するものである”と私たちは信じています。

そこで万博でも、オープンファクトリーを通して培った“自分たちのものづくりの力を伝え、体験してもらう”ことを実践することで、八尾から未来への希望を発信していきたいと考えています。

これまで一般のお客様に向けて工場の扉をひらくという試みを続けてきた八尾の企業たちが、万博という場で、今度は世界の人々にむけて、新しい扉をひらきます!この機会を通して、八尾に訪れてみたいと思ってくださる方が少しでも増えることを目指してるのです。

「とくかくさわる博」ブースイメージ

そんな思いでつくるブースのコンセプトは「つくりたくなる、30分。
とにかくさわる博」。
八尾の多彩なものづくりに触れることで、自分も何かつくってみたくなる!そんなワクワク感が溢れるブースをつくろうとしています!

町工場が表現する、「REBORN」

私たちのブースでも、パビリオンのテーマである「REBORN」という視点を大切にしています。

特にそれぞれの工場からでる端材(捨てられるもの)の多さを問題視し、それらの端材を万博の展示で活用するという、アップサイクルの可能性を追求します。

ブースのシンボルとなるのは、工場の端材をつかって製作するモニュメント。昨年の「FactorISM」で取り組んだ、工場の端材を活用したアート作品の展覧会「LIVEISM-生きるが、醸す。展」のように、アーティストと協業することで自分たちの工場から出る端材に新たな価値を生みだし、展示の見どころにしたいと考えています。

そのような取り組みから、端材の「いのちをつなぐ」こと、つまり「REBORN」を表現します。

そのほか、ブースの詳しい内容やデザインについては現在も絶賛協議中!
プロジェクトの進展はこれからもnoteでお知らせしていきます!

出展まであと1年半!

先日Cyanは、「リボーンチャレンジ」の中間報告会に参加してきました。

報告会では、友安製作所が手がけるブースのデザインイメージのほか、「八尾市のブースでは何を見てもらうのか」「どんな体験ができるのか」などなど万博出展の構想が披露され、「万博は私たちのすぐそばにあるのだ!」という実感がわいてきました。

報告会でブースのパースを見せながら話すBoss(ボス)

また13社の出展企業がここまでの活動や、今後の計画について報告。どの企業も「どうすれば八尾ににみんなが来たくなる仕掛けをつくれるのか」という視点を大切にしながら工夫を凝らそうとしていることが伝わりました。

また13社内でのコラボレーションの事例も多くみられました!自社の技術のアピールにとどまらず、「八尾の企業が力を合わせることで何ができるのか」を考えているようです。特に環境・SDGsの観点を重視しつつ、当たり前の状態を変えようとするアイデアが多く、パビリオンの趣旨通り、ミライの自分たちの生活に還元されるような技術革新を追い求めているという印象を受けました。

報告会で発表する参加企業の有限会社大一創芸さん

報告会ではコメンテーターとして招かれた有識者の方々からのフィードバックもあり、「ブースでよりライブ感を演出するにはどうすれば良いか?」「八尾の子供たちにどんな未来を想像させてあげられるのか?」など新しい議論の種がまかれました。

八尾市ブースが「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展するのは、来年の9月から!残り1年半でどんなブースが完成するのかとても楽しみです!
続報をお待ちください^^


【八尾市の万博出展情報】

2025年日本国際博覧会
大阪ヘルスケアパビリオン

2025年9月16日(火)〜22日(月)
「まちこうばのエンターテイメント! ~みせるばやおモデル~」

出展企業(13社)
株式会社アーテック/アベル株式会社/株式会社ウエダ美粧堂/カネエム工業株式会社/ 木村石鹸工業株式会社/有限会社大一創芸/株式会社友安製作所/錦城護謨株式会社/藤田金属株式会社/ 株式会社マックス/株式会社ミナミダ/株式会社八尾金網製作所/ヤマトエスロン株式会社


※TOP画像及び本文に挿入したパース図は、友安製作所がデザインするブースのイメージです

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