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歩行介助する際に気を付けること


今日はしっかり介護note

歩行介助はどの介護施設でも基本の介護です。

杖や歩行器のメンテナンス

多くの高齢者が歩行を助けるために杖や歩行器などを利用していますが、これら補助器具のメンテナンスが不十分な場合、転倒事故につながる恐れがあります。杖なら、滑り止めのゴムが摩耗していないか。歩行器なら、ホコリが詰まってタイヤが回りにくくなっていないか、フレームがゆがんでいないか。定期的にチェックするようにしましょう。


障害物の除去

室内を移動する際、敷居や電気のコードなどの障害物によってつまずくことがあります。移動の際にはこれらの障害物になるものはなるべくどかし、最低限の通路の広さは確保しましょう。


屋外の注意点

屋外での移動では、雨天時や氷が張る冬の早朝は道路が滑りやすくなっているため、転倒のリスクも高まるので室内での歩行介助よりもさらに注意してください。また、狭い歩道や交通量の多い道路のわきを通る場合、介護者は車道側に立つようにしましょう。屋外での移動は、室内での移動よりも多くの危険があることを知っておくことが大切です。


何よりも大切なペース配分

 休み休みでなければ歩けなくとも、少し動くだけでも数分かかるとしても、焦らず辛抱強く付き合うことが大切です。無理に急がせてしまうと、転倒にもつながりますし、その後介護されることをストレスに感じるかもしれません。 筋力が弱っていること、自分自身でも思い通りにならない部位があることを理解したうえで、相手のペースに合わせて歩行介助をおこないましょう.


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