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アビスパ福岡躍進の秘訣

皆さんこんにちは!仁井智也です!

今回は今シーズンJ1リーグで躍進をし、王者川崎フロンターレに初黒星を付けた【アビスパ福岡】のお話です。

アビスパ福岡は今まで5年周期と言われて来ましたが、おそらく今シーズンそのジンクスを打ち破ってくれるでしょう。

YouTubeのほうで解説動画なども上げておりますので、ぜひチェックしてください!

□仁井智也のチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCv5YSIXJYcv9ltRaKX6f0NQ

さてここではアビスパ福岡がここまで躍進している2つの要因についてお話させもらいます。

□アビスパ福岡の戦い方
□長谷部監督は最高のモチベーター


□アビスパ福岡の戦い方

アビスパ福岡の戦い方は一言で言うと「負けないサッカー」です。

アビスパ福岡の試合を見ていると「福岡は守備の時間が多いな」という印象を受ける人が多いのではないでしょうか?

しかし、90分間相手にボールを握られて、相手の方がチャンスシーンが多いのに、いざ試合が終わってみれば勝っているのはアビスパ福岡という試合が多数あります。

現にそれがデータに出ています。

各チームのリーグデータを参照してみると・・

オフェンスの指標になる攻撃ポイント
1位は川崎フロンターレで585.54(1試合平均21.69)
20位はアビスパ福岡295.49(1試合平均10.94)

※ちなみにボール支配率もリーグ20位の42.9%です

しかしディフェンスの指標になる守備ポイント
アビスパ福岡は416.66(1試合平均15.43)でリーグ3位!

それだけではありません
ボール奪取はリーグ3位、セーブもリーグ3位
タックルとクリアに関しては【リーグ1位】なのです!

相手チームからすれば攻めども攻めども得点を奪えない、もどかしい試合展開になります。しかしそこにアビスパ福岡は一瞬の勝機を見出すのです。

相手がボールを持つ中で、基本的にはリトリートしてブロックを形成するアビスパ福岡ですが、相手の縦パスに対してはタイトに行きます。そこで奪ってしまえば素早く前線に預け、ショートカウンターを仕掛けます。

その際に右SBのエミルサロモン選手や左SB志知選手(湯澤選手)なども積極的に上がりクロスを上げて終わります。

中の選手もそれに対して必ずシュートで終わります。これは中途半端な攻撃で奪われた後カウンターを食らわない為でもありますし、コーナーキックを取るためです。

コーナーキックを取ることが出来れば、アビスパ福岡にはキックの名手エミルサロモン選手(チーム内アシスト1位)がいますからワンチャンスをものにすることができるわけです。

勿論このパターンだけではないですが、これがアビスパ福岡の攻撃のパターンの1つです。

そしてディフェンスの時には相手の縦パスのコースはふさぎ、最後の場面では必ずスライディングしてでもシュートブロックにいきます。

しかもそれをDFラインだけではなくMFや危ない時にはFWまでもが必ず最後は体を投げだします。そして最後までそのプレーを継続し続け、勝ち点を奪いきります。

ボール支配率や攻撃回数で下回ってもアビスパ福岡には問題はないのです。要所要所のポイントをしっかりと抑え、数少ない攻撃の時に点を取り、ピッチに立っている11人、ベンチも含め皆が同じベクトルを向き死力を尽くして最後まで走り切る!

アビスパ福岡のディフェンスは強固なものです。ディフェンスが強固なら失点しない、失点しないなら負けない!こういうことです!
今シーズンJ1は降格は4チーム、【勝ち点1】がとても大きなものになります。だからこそアビスパ福岡の負けないサッカーは強いのです!

□長谷部監督は最高のモチベーター

8/25のJ1リーグ第26節、アビスパ福岡は川崎フロンターレと対戦し見事勝利をしました。王者川崎フロンターレはここまで無敗、そんな王者に初黒星をつけたのはアビスパ福岡でした!

その試合リアルタイムで見ていた僕は、クルークス選手がゴールを決めた瞬間「うおぉぉぉぉぉーーーーー!」と雄たけびを上げてしまいました(笑)
でもこれは僕だけではないと思います(笑)それだけスーパーゴールでしたからね!

勿論クルークス選手のゴールも素晴らしかったですし、川崎の猛攻を耐えたアビスパ福岡の頑張りも素晴らしかったですが、僕が一番驚いたことは・・

【この試合前節からスタメンを9人入れ替えて戦ったことです!】

エミルサロモン選手、奈良選手、グローリ選手(累積)、前選手などなど・・ここまでコンスタントに出ていた選手を交代させていたのです。

長谷部監督のインタビューでは「疲れた選手は交代させて・・」と語っていましたが、相手は王者川崎です。

僕が監督なら「DFラインは代えたくねぇー」と思ってしまいそうです(笑)

しかし、長谷部監督はDFラインを右SBを湯澤選手、左SBを志知選手、CB2枚は、グティエレス選手と宮選手を自信を持って送り出しました。

その中でDFラインは最高のパフォーマンスを見せてくれました!
「ほんとに普段ベンチの選手なの?」と驚きました!

特にグティエレス選手はリーグ戦18試合ぶりの出場、もっと浮足立ってもおかしくないはずです!

しかも相手は王者川崎、普通ならもっとDFラインがガタついてもおかしくないはず、しかし、DFラインをしっかりとコントロールし危ない場面を抑えてくれました。

この試合でグティエレス選手はじめ、直近リーグ戦に絡めていなかった選手が躍動しているのを見て、普段の練習から集中を切らさずに取り組んでいるんだと一目で感じました!

普段の練習から集中していないとあれだけのパフォーマンスを見せることはできません。

しかし、試合に絡めていない時というのはモチベーションが落ちます。しかも18試合もリーグ戦に出ていないとなると、僕なら不貞腐れています(笑)

そうならないために長谷部監督は選手と頻繁にコミュニケーションを取っているのではないでしょうか?
そして練習から選手のモチベーションを上げるための環境づくりをしているのではないでしょうか?

僕は普段張り付いてアビスパ福岡の練習などを見ているわけではないので、「お前が言っていることは憶測だろうが」と言われてしまえばそうなのですが・・(笑)

川崎戦が終わった後の選手と長谷部監督の一体感を見ればそれが分かります!嫌いな監督ならあんな一体感は生まれません(笑)

そして普段の練習から選手が集中しているからこそ、長谷部監督は川崎相手にも臆することなくメンバーを入れ替えることができたのです!

僕も長谷部監督の下でプレーしてみたかったぜ・・(笑)

□最後に

ここまでザックリながらアビスパ福岡の躍進の要因2つを書いていきましたが、まだまだ理由はあります!

GK村上選手のプレーが変わったことや、前選手のセカンドボールへの対応、前線の選手の役割など、深堀していけばまだまだありますが、それは次回書いていきます!

それとYouTubeでもアビスパ福岡の魅力について語っています!
ぜひチャンネル登録よろしくお願いいたします!
https://www.youtube.com/channel/UCv5YSIXJYcv9ltRaKX6f0NQ

それと僕には夢がありまして今の社会情勢が落ち着いたら、全国のスタジアムに行きそれぞれの魅力をYouTubeやSNSで発信していきたいと思っております。なので今後も応援していただければ幸いです!

これから張り切っていきますのでよろしくお願いいたします!

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