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ヒトリゴト:オンラインが進んだ先の整理メモ

今回の人との接触に関するアップデートが行われることで、全てがオンラインで繋がる世界になっていく流れができた。そんな中、台湾はこうだ、インドはこうだとされつつ、日本はなんのためのマイナンバーなのかもわからない、未だに出社するハンコ文化など、今回の件は昭和から令和へのアップデートだとも捉えられる。

そうしたときに、日本の行政もおそらくDX化をして、より多くの手続きをオンラインにしなければいけない時代になってくる。むしろ早くそうなってほしい。できない理由を探すのではなく、できるようにするためにしなければいけないことをみんなで努力すべきだ。こないだプログラマーで有名な若宮正子さんがエストニアに行った話をされていたが、「現地のご高齢な方々もキャッチアップするように頑張っている」という趣旨だというのが素晴らしいと思った。

そして本題として、そうしてウィズコロナ時代にあっという間にデジタルが進んでいき、それぞれのIDから紐づいてワンストップで全てが完結する時代のあり方を考える。

情報の偏り

オンラインというのは広いようで狭い。「フィルターバブル」「エコーチェンバー現象」もあり、自分が見てる景色はあなたにパーソナライズされてリコメンドされてる情報だということを客観的にみることができていない。

情報の操作

そして、繋げるはずのプラットフォームがより分断を生むサイクルが生まれている。そして悪意をもち(?)、情報操作を行い、果てには世界史に残るブレグジットやトランプ政権の誕生をも生んだとされるFacebook・ケンブリッジアナリティカ問題。

情報の管理

とはいえ、いまさら後戻りはできず、するつもりもないはず。アンチデジタルでまったくもってアナログに生きようとしても、時代がそれを許さない部分もあるし、その回帰というより螺旋的進化の方が居心地は良いのか。道具は使い方、バカと鋏は使いよう、のはず。GAFAはすごい便利だし、無い生活のほうがよっぽど苦労する。勝手にデータを使われないように、という「データは人権」というEUのGDPRやOwnYourDataをはじめとする活動もある。

SF小説さながら、いろんなヒントやインスピレーションを得ながら、イノベーションしていくのが人類。そうしたものにはネガティブな未来もあればポジティブな未来もある。昔は良かった、で思考停止するのではなく、自分たちでほしい未来を作っていくのが楽しいですね。

オンライン時代全盛になるからこそ、フィジカルにはどこいてもいいじゃん、素敵な景色・美味しいものが食べれて、QOL最強に住もう、ていう話はこれからの地方というより生き方のアップデートであり、そんな可能性を感じます。


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