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「うんこ」といじめられていた僕がフジテレビのアナウンサーになった話

中学生の頃、僕は毎月のように秋葉原に通う家電ヲタクで、ニキビづらで、目が悪いからビン底メガネで、みるからに…みたいな感じで、なのに小学生の頃イギリスで生活していた影響もあり自己主張が強く、これらの条件が相まって、見事にいじめられていました。

不登校にならなかった理由はいろいろあるけれど、いつかそれはご紹介するとして、でも、小学生の頃からの夢である「アナウンサー」になることは決してあきらめず、日に日にその思いを強くしていました。

大学生になり、天文学的な倍率を知り愕然としたのだけれど、では逆に倍率1万倍だったとしてもそこを勝ち抜くにはどうしたらいいのか、真剣に考え、ぶっとんだ戦略を実行に移してきました。その数々のチャレンジは今から思うとよくやったな…と自分でも思います。

(ちなみにそのくだりははvoicyの#9 アナ試験倍率1300倍突破!死ぬ気で取りかかり起きた「奇跡」にて無料公開しています。この回は、voicyを始めてまもなくの配信でしたが、かなりの反響がありました)

44歳になり、やっと最近、いじめられる夢を見なくなったのですが、それほどまでに実は深層心理に影響を与えていたんだなと感じています。

僕はいじめられていたとき、どう思っていたのか。
どのようにして精神的に乗り切ったのか。
そんな容姿の僕が、どうしてアナウンサーを目指し続けたのか。
そしてどうやってなれたのか。

いじめられている子供達、そして、そうした子をもつ保護者の皆さんに、自分の経験に基づく本を書きたいと思っています。タイトルはもう決めていて「うんこといじめられていた僕がフジテレビのアナウンサーになった」
うんこって言われていたんです。ひどいですね(笑)なんのひねりもない、ただ、ただ、汚物。

ということで、実は半分くらい書いたのですが、その先を考えていませんでした。

何冊もの本を出版している知人に聞いたら、まずは「本を出したい」と思っていることを発信してみては、ということで、昨日からXやvoicyで思いを伝え始めています。

noteをご覧の皆さんの中で、出版関係者の方がいらっしゃいましたら、どうかお力をお貸しいただけないでしょうか。

まずは発信をしてみて、機会がなければ、自ら企画書をもって出版社めぐりをしたいと考えています。

今もどこかに必ずいる、いじめられている子たちに読んでもらいたい。置かれている状況に不安を抱えている保護者の方にも聞いてほしい。

必ず出版します。少し時間がかかるかもしれませんが、見守っていてください!

ビデオカメラを買ってアナウンサーごっこをしていた中学生の頃

フジテレビ報道番組プロデューサー
森下知哉

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