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一人旅の楽しさ

この記事で言いたいことは一人旅の魅力などではない、調べればそんなこと、きっとどれだけでも出てくるはず。マイペースで・・・とか誰かといると見えない景色が・・・とか、わかりきったことばかり、当たり前やろと何を言っとるんやと、まぁここまで噛みつきまくっているが私が言いたいことは人との出会いだ。

正直これも調べるとどれだけでも出てくる記事によく書かれてる。それでも私が言いたいのは、実際に私に訪れた幸せな出会いだ。
きっと人からしたらそんなこともある、それだけのこと?大したことじゃないじゃんと言われるが、そんな事を言う人にはもれなく重めの水虫が罹患することでしょう、要するにほっとけということ。

2020年2月、当時の彼女に振られ傷心の私は、毎度恒例となった傷心一人旅に出ることになる。行き先はなんとなく海外、理由は初海外一人旅という響きに、面白さを覚え、人とは違うことが好きな私は恐る恐る航空券やゲストハウスを予約するのだった。実際ビビりな私、めちゃくちゃビビっていた。だって言葉の通じない異国に、海外を知らない私が特攻をして、命があるのかと心から恐れたのだ。

しかし予約をしてしまった手前、引くには引けない。自分のことは自分がよくわかっている、予約さえすれば後に引けない事を理解して勢いで航空券予約するあたりが私だ。

すぐに時は経ち、旅行当日、下調べという下調べを終えて飛行機へ。国内線でよく使っていたエアアジアの客室添乗員さんはキレイで接客がいい人ばかり、そして日本人がほぼいない、でも赤い制服が似合ってる美人ばかりでテンションが上っていた。緊張は美人で飛ぶ、いつもどおりの私だ、気づいたらタイに着いていた。

せっかくの海外いろんな出会いを楽しみたいと思った私はゲストハウスに泊まることに、long luck guest house という日本人宿だ。

ここでの出会いは私にとって、沢山のものをくれた気がする。勇気を出してタイで初めて仲良くなった高橋一生似の当時大学生の男、スタッフの誕生日パーティに来ていたタイ在住でめっちゃ歌がうまくてセンスが秀逸なライターの同い年の女性、パワフルで勢いがいいのにしっかり人を見て優しいヨコハマガール、丁寧な口調で柔らかい雰囲気なのにカメラへの主張がすごい大阪男、ぶっとんだ東大生、鉄オタ、後半だんだん雑になったが、みんな総じてしっかりしていて、相手へのリスペクトと優しさを持っている人たちだった。

帰国後すぐにコロナ禍に陥り、外出ができなくなり、なんならハマった海外旅行に一切行けなくなり、どんよりした気分にもなったのだが、ある人の言葉が実現し日本でまた集まり、旅行に行くことができた。タイで何時間か時を共にしただけの関係のはずだが、旧知の仲のように再開を喜び、旅行を楽しむことができた。

海外は時間の密度が違う、距離の詰まり方が違う、タイだったから、色々理由を考えるのだが1番納得できる答えは、

海外に一人で来るような人、同じ旅行先、同じ宿、そこで仲良くなれるという点を考えると、きっとたくさんの類似性を持って同じ場にいるのだ、日本に帰ってきたとて、惹かれ合うのも運命ではないか。

恋人に向けるそれではなく、偶然見つけたお気に入りのもののように、愛しく、優しく、大事に大事に、偶然出会った友人たちに愛情を向けている。

運命の出会いはきっと私に沢山の幸福をくれるはずだし、沢山もたらしてくれている。

一人旅だからこその出会い、一期一会ではない出会いに感謝

タイ旅行についてはまた後日書こうと思っている旅行記にて

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相変わらずのまとまりのない文章、もっと修行せねば。

草々不一

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