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【黒歴史】ボクが実家での引きこもりを脱出したきっかけ【180日】





・体調崩して仕事を休職して、実家で療養している。
・友人や親戚、知り合いにこんな姿を見られたくない。
・外に出たら知り合いに会って、何で休んでるのか聞かれるのが怖い。
・きっとみんな、こんな自分を笑っているに違いない。
・外に出ても馬鹿にされるだけだ。

これは実際に、私が2019年に経験した感情です。


私は、2019年の1月から6月末までの180日の間体調を崩して、家に引きこもっていました。

家に引きこもっていた180日の間は、なんで自分は生きてるんだろう。
と、毎日のように考えていました。

私は現在26歳なのですが、家に引きこもっていた180日間は人生で1番辛かったです。

正直にお話しすると、今回の記事は、書くことを迷っていました。

迷っていたのですが、私の経験が誰かを勇気づけられるのではないかと思い、書くことに決めました。

この記事は

・ご家族の方が家で引きこもってしまっている人

・見えない未来に不安を抱えており、家に引きこもってしまっている人

このような方々に向けて書いています。


今回の内容では、私がどのように引きこもりから脱出したのか??という、きっかけ部分について、お話ししていきます。

引きこもりを脱出したきっかけについてお話しするので、もしかしたら、引きこもっている人が、引きこもりを脱出するきっかけになるかもしれません。

この記事が、引きこもりを脱出する為の、小さなきっかけになってくれたら本当に嬉しいです。

【180日】ボクが実家での引きこもりを脱出したきっかけ【黒歴史】

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なぜ実家で180日も引きこもってしまったのか?


私が実家で180日の間引きこもってしまった理由は、職場に行こうとすると、吐き気と手足の震えで、職場に行くことができなかったからです。

手足が震えて、職場にいけなくなったので、退職したいと言う気持ちを、すぐに伝えることが出来ませんでした。

胃腸内科を受診

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吐き気と手足の震えで職場に行くことができなかった私は、会社の指示で胃腸内科を受診しました。


胃腸内科では内視鏡検査をしました。

内視鏡検査での検査結果は、家に炎症が起きているという検査結果でした。
胃腸内科では、胃の炎症を抑える薬をもらって、検査は終了しました。

やっぱり職場に行けない

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胃腸内科で胃の炎症を抑える薬をもらってから、私の腹痛は治まりました。

腹痛は治まったのですが、職場に行く途中の道で手足が震える現象は治りませんでした。

手足が震えて職場に行くことができなかったので、その日も仕事を休みました。

精神科を受診

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手足の震えで職場に行くことができなかった私は、精神科を受診しました。
精神科では、適応障害という診断結果をいただきました。

適応障害という診断結果をもらった私は、3カ月間の療養をいただくことになりました。

実家で療養を開始する

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3ヶ月の療養をいただいた私は、実家に帰って療養を開始しました。

実家での療養を開始した最初のうちは、規則正しい生活を心がけて、体調を元に戻すことを優先していました。

ですが、3ヶ月の療養期間が終わりに近づくと、また気分が沈んでしまい、1日中ベッドで寝込んでしまうことが多くなりました。

1日中ベッドで寝込んでしまう、そんな自分が情けなくて、だんだんと自暴自棄になりました。

自暴自棄になってしまったので、心掛けていた規則正しい生活もしなくなりました。

具体的には下記の3つのような、自暴自棄な行動をしました。

暴飲暴食
夜更かし
飲酒・喫煙

こんな、自暴自棄な行動をしていたので、体調も療養前より悪くなっていきました。


自暴自棄な生活を続けた結果、私の体には具体的に、こんな体調の変化がありました。


体重は10キロ増
外に出ると冷や汗が出る


体重が増えて、人に会うのことが恥ずかしくなってしまった私は、ほとんど外に出ることもなくなりました。


そしてさらに、体調は悪くなっていきました。

このような流れで、私は180日間、実家で引きこもり生活をしていたのでした。


180日に及ぶ、実家での引きこもりを脱出したきっかけは?


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私が180日に及ぶ、実家での引きこもりを脱出したきっかけは、地元の草野球のチームに誘われたからです。


いやそんな事かよ!そんな簡単に引きこもり脱出できたら苦労しないよ!


と、思われたかもしれませんが、もう少しだけ我慢して読んで下さい。

地元の草野球のチームに誘われた私は、久しぶりに外に出るきっかけをもらいました。

もちろん、最初のうちは人と目を合わせてしゃべれないし、野球の練習なんてした日には、夜はぐったりで身動きも取れませんでした。

というか、そもそも、人に会うのが怖かったので、草野球を断っていました。

ですが、人数が足りないから、どうしても。と、お願いをされたのでやむを得ず参加しました。

でも、結果として、草野球に参加したことが、私の体調を良くするきっかけとなりました。


草野球に参加したことが私の体調を良くした理由は大きく以下の2つです。

体を動かすことによるストレス解消効果。
自分が誰かに必要とされているという所属感を得られることができた。

この2つの点について、簡単に解説していきます。

体を動かすことによるストレス解消効果。

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体動かすとストレス解消効果があるということは、もう既にご存知だと思います。

実際にハーバード大学のタル・ベン・シャハー教授は以下のことを行っています。

運動しない事は、憂鬱になる薬を服用しているのと同じことだ

とはいえ、私もわかるのですが、引きこもりがいきなり運動をしようとしても、体が重たくて運動どころではありません。

最初のうちはツラくて、運動どころではないのですが、運動が辛いのは最初の1週間だけです。


辛い最初の1週間さえ乗り切ってしまえば、歯磨きのような習慣になります。

いちど習慣になってしまえば、逆に、運動をしないと気持ち悪くなります。


もちろん、

運動なんてしても、どうせ体調は良くならない、無駄だよ。

と思う気持ちは痛いほどわかります。


辛い思いをして運動しても、体調が良くならなかったら、時間の無駄。という意見もよくわかります。


でも、運動はノーリスクで始められます。

なので、もし運動をしても体調が良くならなかったとしても、お金を失うわけではなくて、失うのは時間だけです。

運動を始めた最初のうちは、本当に面倒だし、体もしんどいです。

でも、最初のうちは嫌々でも良いので、とにかく小さなことから続けてみてください。

運動を最初から完璧にやろうとする必要はありません。

実際に、私自身は運動をし始めた頃は、眠たすぎて目をつぶりながら歩いてましたからね(笑)

でも、眠たくても、適当に運動を続けていたら、いつの間にか運動が苦痛ではなくなってました。

私のように、目をつぶって歩くと危ないですが、最初から完璧にやろうとせずに、とにかく小さく続けてみてください。

運動を小さく続けていくうちに、だんだんと運動の効果を実感できているはずです。

自分が誰かに必要とされているという所属感を得られることができた。

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草野球に参加したことで、私は誰かに必要とされている、という所属感を得られることができました。

草野球に参加する前の私は、職場に行けないダメ人間だと思っていました。

職場に行けないダメ人間だし、引きこもりだし、なんで自分は生きてるんだろう。

って毎日、自分を責めていました。

でも、草野球に参加したことで、多少なりとも、自分が誰かに必要とされている、という気持ちを感じることができました。

もちろん、私は、たまたま運が良かっただけかもしれません。

たまたま、草野球の人数が足りなくて、誘ってくれる人が、たまたま居ただけに過ぎません。

でも、運でも何でも良いので、何らかの形で、外に出るきっかけを作って、環境を変えることが、引きこもりを脱出するきっかけになる。

ということは理解していただけると思います。

引きこもりを脱出してから

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私は、180日間に及ぶ引きこもり生活を脱出してからは、仕事を退職しました。

退職してからは社会復帰のために貯金を始めました。

貯金をするために、家賃と食費を極力かけずに済むようにしました。

家賃と食費を極力かけずに済む仕事を探していたところ、ホテルでの仕事がオススメという情報を発見しました。

ホテルでの仕事だと、食費は、まかないで済ませられて、家賃は、社員寮が完備されているとのことで、私はすぐに応募しました。

そして、無事にホテルで勤務することができるようになった私は、3ヶ月で

60万円の貯金を作りました。

そして、貯金した60万円で東京に上京しました。


東京では、DMM WEBCAMPというプログラミングスクールを受講していました。


(プログラミングスクールについては、別のブログ記事で解説しています。なので、ここでは詳しくお話ししません)


https://www.kaerudakero.blog/dmm-webcamp-4


現在の生活(2020年10月18日時点)


現在の私は、ブログでの収益とフリーのライターとして生活しています。


簡単なプログラミングもできるので、たまにWEBサイトを作ったりしてます。

まとめ


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ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後にこの記事のまとめをしていきます。


・180日間引きこもったきっかけ
→職場に向かう途中の腹痛と手足の震えがきっかけ。


・180日間の引きこもりから脱出したきっかけ
→地元の草野球のチームに参加したから。


・草野球のチームに参加して、なぜ引きこもりから脱出できたのか。
→体動かすことによるストレス解消効果。
→自分が誰かに必要とされているという、所属感を感じられたから。


・結局何が伝えたいの?

→完璧を求めず、小さなことからコツコツ始めて、習慣や環境を変えることの大切さ。


以上が今回の内容のまとめです。


PS 今の環境を変えるのが難しい人へ

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引きこもっていた当時の私が、引きこもりを脱出したきっかけは、草野球に参加した事だとお話ししましたね。

でも、私のように、たまたま運よく良い環境に巡り会えることなんて、滅多にないと思います。

でも、今は20代であれば無償で、就職・住居・食費を完全にサポートしてくれるサービスも存在します。

昔の私は、このようなサービスを知りませんでした。

もし、もっと早く知っていれば、このようなサービスを活用していたと思います。

私のブログでは、このような、20代の若者に向けた就職支援サービスを多く紹介しています。

ですので、就職支援サービスに興味がある方は、他の記事も参考にしてみてくださいね。

https://www.kaerudakero.blog/yankee-go-to-tokyo

https://www.kaerudakero.blog/countryside-unfavorable-life

私のブログがきっかけで、引きこもりから脱出するきっかけをつかんでもらえたら、これ以上の喜びはありません。

それでは、長くなってしまいましたが、今回の内容は以上で終わります。

また次回の記事かブログでお会いしましょう٩( 'ω' )و


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