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神戸ルミナリエ

先日、神戸ルミナリエを鑑賞するために東遊園地へ行きました。

今年は開催場所や開催日時が例年と異なるということで、どのような感じに変わったのかを見たくなり、帰りに少し寄りました。

神戸ルミナリエとは

「神戸ルミナリエ」は、1995年1月17日に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の記憶を次の世代に語り継ぐ、神戸のまちと市民の夢と希望を象徴する行事として開催しています。

大震災が起こったこの年の12月、年初の悲しい出来事による犠牲者への慰霊と鎮魂の意を込めた「送り火」として、また、間もなく新しい年を迎える神戸の復興・再生への夢と希望を託して「神戸ルミナリエ」が始まりました。未だ震災の影響が色濃く残り、復旧途上にあった神戸の夜に初めて灯った、イタリアからやってきた荘厳な光の芸術に連日感嘆の声があがり、震災で打ちひしがれた神戸のまちと市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。そして、会期終了直後から継続を求める強い声が市民や各界から寄せられ、翌1996年の開催が決定しました。

以来、市民や来場者、趣旨にご賛同頂いた事業者の皆様のご支援と地元の皆様のご理解・ご協力により続けることができています。

出典:Feel KOBE 神戸公式観光サイトより

このように、神戸ルミナリエは「犠牲者への慰霊と鎮魂」、そして「神戸の復興・再生」を目的に開催されました。

震災が発生した1995年の第一回目には、私も家族で行きました。
一番最初に思い浮かぶのは、ものすごい人の数で全然前に進まなかった、ということですが、光のアーチはとても美しくて、どこまでも続いていくような感覚に包まれたことを覚えています。

当時は子供だったのではっきりと覚えていない部分もありますが、母はあの光に感動し、元気をもらったと話していました。

確かに震災後は「がんばろう神戸」を合言葉に、人々が一丸となって頑張っていたような気がします。

ルミナリエにはその後も何度か足を運びましたが、近年は規模が縮小され、光の回廊の距離も段々短くなっているなというのが個人的な感想でした。
また、開催時期がクリスマス付近ということもあり、当初の目的が忘れられているのではないかと感じることもありました。

2024年は新たな形で開催

そんな中、今年は4年ぶりの開催で、例年とは異なる形で開催されるというニュースを耳にしました。

開催時期は震災が発生した1月に変更され、開催場所も東遊園地や旧居留地、メリケンパークなどに分散するとのこと(メリケンパークは一部有料)。

趣が変わるため全部巡りたいと思っていたのですが、結果行くことが出来たのは東遊園地周辺のみ。

今までは東遊園地南側がメインゴールとして豪華に飾られていたのですが、今回はタイトル写真にあるような光のみで、過去と比較するとさみしい感じでした。

ですが、慰霊・鎮魂ということを考えると、音楽といい雰囲気といい規模感はこれでいいのかなと個人的には納得。

近くに寄ると一つ一つの模様はとても綺麗でしばし見とれていました。

帰りに市役所の展望台にのぼり上から見下ろすと、どこに何があるのかが良くわかり、こういう見方も良いなと感じました。

そんなルミナリエも今日で終わり。
近いからいつでも行けると思うと気づけば終わっていることってありますよね💦

メリケンパークに行けなかったのは残念でしたが、久しぶりに開催されたルミナリエに触れることができたのは良かったです。
来年以降の開催継続に向けて、今年も募金やルミナリエくじがあったので私も参加しました。

さいごに

東遊園地を去る時、ご高齢のボランティアスタッフが一生懸命ゴミの整理をしておられました。

このような大きなイベントは、本当に多くのスタッフやボランティアの方々のご協力の上に成り立っていると実感しました。

そのような皆さまのお陰で、私も気持ちよく鑑賞することができ感謝しています。寒い中、本当にありがとうございました。

今回のルミナリエは、改めて初心に戻るではないですが、当初の目的を実感し、私を前向きな気持ちにさせてくれました。

また明日から前進あるのみで頑張っていきたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
今後は健康関連の記事も少しずつ書いていけたらいいなと思っております。
引き続きよろしくお願い致します。



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