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#136【マンガ】最強のSDGs!?ゴミを木に変える主人公が活躍する「うえきの法則」

以前、こちらの記事でもご紹介した作品で発見した新しい魅力についてお話します。

概要

"何かを別の何かに変える能力"という異能力を持つ100人の中学生が神候補の天界人の代わりに戦う王道バトルマンガ。

最後まで勝ち残った中学生は、
「自分の好きな才能を何でも手に入れられる『空白の才』(くうはくのざい)」を得ることができます。

善の者が手にすれば、誰かを救ったり、守ることができます。
悪の者が手にすれば、誰かを傷つけ、苦しめることになります。

だからこそ、作中では王道といえる心優しい主人公・植木耕助が勝ち進めていきます。

植木は困っている人を見過ごすことのできないまっすぐさと正義感を持った人柄です。
自分のメリットや犠牲、リスクを顧みず、身体を張って行動するので、神の座をめぐって繰り広げられるバトルのなかで生まれる名言が熱くなります。


バリエーション豊富な異能力バトル

異能力バトルということで、心躍る種類の能力が登場します。

例えば、
”理想を現実に変える能力”
”手ぬぐいを鉄に変える能力”
”自分の声を冷凍ガスに変える能力”
”一秒を十秒に変える能力”
”腕を六本腕に変える能力”
など、とても強力かつ便利で魅力的な異能が登場しました。

そんななかで、主人公の植木が神候補の小林(通称:コバセン)から授けられた異能はというと、


"ゴミを木に変える能力"


なんと作中では、
トップクラスの微妙な能力(1番のハズレ能力)とみなされていました。
そんな残念な異能を持つ主人公が試行錯誤したり、仲間のチカラを借りたり、気合と根性で打ち負かしていく姿が胸アツです。

とはいえ、バトルのない現実世界であれば、最も世界に役立てることのできる異能です。
本格的なバトルロワイヤルが始まる前、植木はバトルのためではなく、
公園緑化のために能力を使っていました。

作中では、植木の手に収まるゴミというサイズの限定がありましたが、どんなゴミでも木に変えることができるというものでした。
ゴミのサイズに左右されずに木のサイズは伸縮自在というものでしたが、とても『Recycle♺』できるエコな能力です。


現実世界で注目されているSDGs

最近は、巷でも注目されている考え【SDGs】にも便利な植木の『ゴミを木に変える能力』

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
国連によって、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標が掲げられ、未来のために持続可能な開発をしていく国際的な目標とされています。

とても特別で国や行政自治体などの規模のもののようにも感じますが、実は日常生活でのおうち時間でもできることがたくさんあります。
ゴミの削減を減らしたり、
車での移動を徒歩や公共機関に変えたり、
冷暖房の温度を調整したり、
マイバックやマイボトルを使用することも効果的だといわれています。


さいごに

現実世界では、ひとりひとりの意識や行動を変化させていく必要があります。
フィクション&ファンタジー要素満載のマンガの世界に登場した”ゴミを木に変える能力”があれば、そのスピードも加速していくかもしれません。

とはいえ、そんな超エコな異能はありません。
日々できるエコ生活とマンガ読書の時間を大切にしていきます。

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