見出し画像

#177 【お祭り】お神輿(みこし)の魅力をお祭り男に学んだ話。

みなさんは、お祭りは好きですか?

外出自粛の規制が緩和されて、各地でイベントが開催されていますね。
今年は夏祭りが賑やかになりそうです。

■4年ぶりの開催となる神田祭りに。

先日、縁あって神田で開催されていた神田祭に男友達と行きました。
神田祭の開催自体が4年ぶりということで賑わっていました。

その友人は、自他ともに認めるお祭り好き。
幼いころからお祭りの出店に行くというより神輿(みこし)の担ぎ手や主催者側として関わっていたそうです。

1つ質問をすると、10以上の答えが返ってくるくらいその友人はお祭りについて詳しかったです。
私自身はお神輿の実体験がないので、言葉足らずになることはご愛嬌ということで。

そんな彼が嬉々として語ったお祭りの魅力の一部をご紹介します。

その物事に詳しく、実際に経験していた人から話を聞くと、おもしろくて、そのことに対して興味をかき立ててくれます。
みなさんの周りにお祭り好きの方がいたら、ぜひ話を聞いてみてください

とても熱を帯びて語るかもしれないので、自己責任でおねがいします(笑)

■お祭りに対して持っていた先入観

正直なところ、私自身は苦手意識がありました。
人混みや騒がしさ、独特の熱気があふれている空気感が得意ではありません。

遠くから眺めるくらいならいいですが、その場に行って人混みをかき分けながら進むのも苦手でした。
学生時代に友人から夏祭りに誘われても度々断っていました。

しかし、今年は偶然お祭りの開催場所に近かったこともあり、お祭り好きの友人に誘われるがままに足を運びました。

実際にお神輿の行列間近に行ってみた感想は、
やっぱり歩きづらいし、熱いし、騒がしいし」で苦手でした(笑)

ただ、お祭り好きの友人が嬉々として語っている姿を見ているうちに、そうした苦手意識もすこしずつ薄れていきました。

■祭りが生み出す人や地域の交流

神輿をするお祭りは、基本的にその神輿が祀られている神社や地域の団体が主催者となるそうです。

しかし、その規模感が大きくなればなるほど人手が足りなくなります。
最近は担ぎ手の後継者不足も問題になっているんだとか。

そのため神社の氏子やその地域の人だけでなく、隣町の団体の人からも力を借りることがあるそうです。
お互いに力を貸し合いながら、地域全体を盛り上げていくこともお祭りの魅力です。

デジタルだけのつながりではなく、人と人とのつながりや協力があるからこその熱気や空気感が作られているのかもしれません。

各地にある地元のお祭は、その地域に経済効果も生み出しているそうです。
地元の人が参加することはもちろん、県内外から足を運ぶ人がもたらす活気が相乗効果を生み出します。

ただただ騒がしいだけではなく、人と人のつながりがお祭りには欠かせない醍醐味のひとつだということを語ってくれました。

■お祭り男の変わった着眼点

お神輿を見ていた友人がぽつりと、
あの木、いいね〜。テンション上がる!
担いでみたくなるよね!!

木の素材や形を見て謎にテンションを上げている友人
…ちょっとだけ引いたのは秘密です(笑)

神輿の形や組み方、担ぎ手の配置、神輿周りで歩いている人の演奏などにも違いがあったり、
地域や団体によって法被や半纏に違いがあったり、
神輿の担ぎ手が休憩や給水、軽食をとる休憩所にも違いがあることを語ってくれました。

最初はその熱量の意味がわからず、ちょっとだけ引きましたが、知らなかったことを知るのはおもしろかったです。
そして、友人がお祭りを好きな理由の断片に触れたことで、その友人の本質的な人柄を知ることができたのもよかったです。

次第に、お祭り自体にも興味が湧いていきましたし、今度は地元や九州で開催されているお祭りについても調べてみたいと思いました。

■さいごに

「今後は、お祭りにひとりでも参加します!!!」
というほどではありませんが、お祭りに対する苦手意識や抵抗はちょっとだけなくなりました。

人混みに飛び込むのを避けたい気持ちは変わりませんが、実際に体験したことのある人から話を聞くと、そのことの魅力や良さに対する見え方も変わっていきます。

最初から苦手意識を持ったり、先入観によって食わず嫌いをすることなく、何事も自分で経験してみるのって大事ですね。

この記事が参加している募集

お祭りレポート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?