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#146 【超RIZIN】決着!!!「路上の伝説」朝倉未来V.S.「世界5階級制覇」フロイド・メイウェザー

【超RIZIN/RIZIN.38】がさいたまスーパーアリーナで開催!

過去にKO負けをしたことのなかった朝倉未来選手でしたが、
ボクシング史上初の5階級制覇王者となり最強と評されているフロイド・メイウェザー選手とのギャップは大きかったようです。

ボクシングルールに準じたエキシビジョンマッチであり、メイウェザー選手は『エンターテインメント』と強調していました。
これは、YouTubeのチャンネルやTHE OUTSIDERで活躍していた未来選手への煽りや挑発ではないと思います。
あくまでも、ボクシングというスポーツ一筋で戦い続けていた自身だからこその価値観の違いだったのではないでしょうか。

ゴング鳴った序盤は、ジャブの探り合いをしながら朝倉選手がボディーブローをヒットさせる場面もありました。
そして、左右のコンビネーションを織り交ぜながら、メイウェザー選手との距離も詰めていましたが、2ラウンド目の終了目前に右ストレートを受けてしまってレフェリーストップ。

朝倉未来選手の【KO負け】という結果に終わりました。
結果としては、ボクシングという競技における伝説を残したメイウェザー選手の凄さがわかりました。
しかしながら、その伝説に立ち向かっていく「路上の伝説」朝倉未来選手の姿が本当にかっこ良かったです。

K-1ファイターの皇治選手v.s.フロイド・メイウェザーのボディーガードのジジ選手

ハワイや渋谷でも一触即発となるヒリつくような記者会見が行われました。
フロイド・メイウェザー選手のボディーガードだったジジ選手によって朝倉未来選手が突き飛ばされていました。
そして、そのジジ選手が皇治選手に宣戦布告して試合を盛り上げまくっていました。

試合前日計量の場では、ハワイでの記者会見で朝倉未来選手にジジ選手が行った意趣返しのように、皇治がジジの胸板を両手で押し出して一触即発の緊張感。
計量時点では、ジジ選手が84キロ、皇治選手は65キロと約20キロ近いハンデがありましたが、物ともしない皇治選手もかっこ良かったです!

こちらの試合では、皇治選手が【KO勝利】しました。

1ラウンド目は、ジャブで牽制しながら、互いの距離や技術を探り合う展開。
2ラウンド目になると、RIZINデビュー戦のジジ優勢かと思いましたが、左フックで応戦した皇治選手。
3ラウンド目に皇治選手が2度ダウンを奪って、フィニッシュとなりました。

花束贈呈時の不快な出来事

花束贈呈では非常に残念な出来事もありました。
名前を上げるのも嫌なくらい不快な出来事です。

来日してきたメイウェザー選手、
全力を尽くして戦う準備をしてきた朝倉未来選手、
さらに、試合会場にいる選手や両陣営のスタッフ、開催主である【超RIZIN/RIZIN.38】、日本人全体に泥を塗るような行為だったと思います。

試合前に煽り合うのも、身体を張ってリングに立っている選手同士だからこそです。
そのリングに立たない外野は、全選手・全スタッフに対して最大限のリスペクトで送り出すのが敬意だと思います。

Youtubeでの企画やコラボレーション、ドッキリなども面白い朝倉未来選手。
総合格闘家としての次の試合も楽しみですが、まずはゆっくりと身体を休めていただきたいです。

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