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シベリアでコロナ引きこもり生活⑦ 16℃でサングラスが必要になる

4/5までのはずだった外出禁止も4/30まで延長され、これが少なくともあと1週間は続くのかと思うとさすがに気が重くなってくる。

ロシアはかなり厳重な体制をとっており、買い物も原則最寄りのみで散歩も100m以内という条件。罰金は1.5万ルーブルから4万ルーブルという超高額。参考までに、ウランウデの賃金の中央値は2.5万ルーブルだ。

そのくらいの緊張感を持たせているので不要な外出をしている人を見かけることもない。買い物にスーパーに行ったが店の中にも人はほとんどおらず、在庫はたっぷりある。ブリヤート人たちは買い溜めはしないらしい。

日本より気温の高いウランウデ

ウランウデはかなり極端な気候なので最近の気温の上がり方はすさまじい。先月の今頃は-20℃くらいだったのに今日の最高気温は16℃まで上がった。春になってからの爆上がりは戸惑う。朝方は0℃を下回ることもあるというのも厳しい。

日本は本当にゆっくりと朝晩の寒暖差もなく季節が進んでいく。

来週は19℃まであがるらしい。この調子だと真夏は日本くらい暑くなってしまうのではないかと不安になるが、真夏にはその灼熱の日本にいるわけだ。

ブリヤート15℃で暑い理由

ドイツでも15℃を超えるとかなり暖かく感じ20℃になると暑く感じた。それは冬が寒かったからというわけではなく強い太陽光が原因だ。

ブリヤートはさらに緯度が高いから太陽がより近く感じる。光はとても白くまぶしい。真冬ですらあんなに明るかったわけだからこれからのことを考えると恐ろしい。

年末のセピア色のような現実離れした光が懐かしく感じる。

日本の陽の光は暖かい。

真夏でもそれほど眩しく感じないからサングラスがなくてもさほど問題ではない。だがヨーロッパの夏には必須だ。目がかなりやられるから頭が痛くなる。

7月のフィンランドに行った時は特にすさまじかった。20℃くらいだったので一日外を歩いていたら陽の光で途中でダウンしてしまった。サングラスは必須である。

今日は16℃しかなかっのにサングラスも帽子もせずに外を歩いたら少し頭が痛くなった。目から紫外線を吸収しやすい体質のようだ。

黒い瞳は陽の光に強いはずなのにどうしてなんだろう。

夏やゴールデンウイークにヨーロッパに来る人はサングラスをお忘れなく。もっとも来年になると思うが。

外出禁止期間の運動

この外出禁止では散歩もできないので室内での運動が必須になる。みんなどうしているのだろうか。運動不足になると精神的にも免疫的にもよくない。

ということで毎日朝晩は20分ずつヨガをし、筋トレもなるべくやるようにしている。ヨガは瞑想的な効果も大きく精神の安定にとても効果的な上、身体の柔軟性が得られる。

”力みやすい姿勢でリラックスして息を吸って吐く”

というのはトランペットを吹くのにもとてもいい影響があることがわかった。

ヨガをやってから楽器を吹くと、朝でも自然とよい呼吸ができる状態でスタートできる。

特にB lifeというYoutubeチャンネルがおすすめだ。



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