『勉強の哲学〜来たるべきバカのために〜』
こんにちは!トモタメです。
今回は千葉雅也さんの『勉強の哲学〜来たるべきバカのために〜』をご紹介します。
千葉さんはベストセラーになった『現代思想入門』や、You Tubeなどでご活躍されている立命館大学の教授です。
東京大学総合文化研究科の博士課程を修了している超エリートで、ドゥルーズやガタリの哲学の精神分析学を専門としています。
そんな千葉さんが『勉強の哲学』という人はなぜ勉強するのか?深く勉強するためにはどうするか?ということについて書かれています。
東大の超エリートが勉強について語っているという時点で興奮しますよね!
どんなことを考えているんだろう?と興味が沸き、読みました。
この本で大きな学びになったのは、勉強というのは自己破壊であるということ。
この自己破壊の過程に凄く意味があります。
勉強することで様々な言葉を学ぶと今まで居た環境の居心地が悪くなります。
今まで使っていた言葉とは全然違う表現の言葉を普通に使うようになると、確かに今まで付き合っていた友だちから引かれますよね(笑)
本を読む時でも言葉をその著者の言葉通りの意味で読み取り、知識を広げていく。
ただ、その時には自分の解釈をくっつけるのではなく、言葉の意味通りに勉強を進めることで、言葉の偏重が起きます。
つまり、言葉の意味だけが先走りしているような段階です。
そこで、「これってどういうこと?」というツッコミ(アイロニー)を入れることで、意味が深まります。
また、その言葉の解釈を広げることがユーモアになります。
分からないことに問いを立てながら、進めていく自己目的とした勉強こそ本質なのかなと思いました。
来たるべきバカの解釈は難しかったので、また詳しい方教えてください笑
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