夏本番 日々の感じること
こんにちは。作曲家の櫻井智子です。
爽やかな初夏だったのが、梅雨を通りこして真夏に突入しようとしています。
毎日暑いですが、皆様体調など崩されてないでしょうか。
我が家は毎年、夏場になるとクーラー自動でつけっぱなしにしています。
節電対策でもよく紹介されていますが、クーラーはオン、オフが一番電気量を使うそうで、逆につけっぱなしの方が節電効果が高いとの事。
あとは、サーキュレーター等々で、風を循環させています。パソコンも、その風でなんとか耐えてます。
デスクの温度計は、常に30度になってますけど(笑)
「どういうこと?」と感じる 感覚のツボ押し
先日、話題の「君たちはどう生きるか」を観てきました。
なんだかネットで賛否両論あるとかで騒いでいますが、ご覧になった方はいかがでしょうか。
私は、あらかじめ「ジブリ100パーセント出資の映画」と認識して行ったので、かなりのアート作品(鳥がずっと飛んでるイラストだけとか)を期待していたのですけど(笑)
そこはやっぱりジブリ作品で、作画もいつも通り素晴らしかったですし、物語りもきちんと始まる、映画の出だしでした。
しかし話が進むにつれ、ストーリーとか、設定とかが、かなり「アート」を醸し出して行く、、、
なので、途中から「おお、おお」っと、意味不明な世界観を楽しんでしまい
最後には、なんだかちょっと感動すら覚えました。わからなすぎて。
マゾな体質なのかと思いますが、最近の私の作品に対する傾向が、ここにあります
本でも、映画でも、アニメでも「どいうこと?」という感覚を覚える作品を好む傾向があり、自分で「感覚のツボ押し」と認識しています。
もちろん、わかりやすいエンターテイメントも大好きなんですが、それだといつも通りの感覚しか刺激されないので、感じたことのない箇所の感覚のツボを押したいというか、そういう感じを体感したいと思うようになるんですよね。
それで、昨年くらいから観るようになった、 A24という制作会社の作品
「ミッドサマー」が話題になりましたが、この作品はホラーといえどもちょっと感覚が芸術的に近いホラーで、いろんな感性を刺激されます。
ホラーだけではなく、いろんなジャンルの作品があるみたいで、昨年公開され、アカデミー賞を受賞した、エブエブは、マルチバースを舞台にしたアクションエンターテインメントです。
この作品も、劇場で観ましたがわけがわからなすぎて悶えていました。
しかし、こういう作品群たちこそ、音楽の役割って大きいな、と感じることが多くて、サウンドを聴くことが楽しいし、学びになります。
ストーリーが複雑だったら、わかりにくくなっていたりするので、音楽で導線を引いている節があったり、わかりやすくしているシーンがあったり。特にホラー作品などでは感じました。
2023年も、A24の作品が公開予定だそうで今から楽しみです。
今年の残りも、感覚のツボ押し作品をたくさん観たいと思います。
短編映画に声だけ出演
音楽をお願いされている短編映画に、ワンシーン声だけ出演してきました。
電話での会話シーンで、セリフも2、3個でしたが、めちゃくちゃ素人感丸出してタジタジでした。セリフを言うだけでも、イントネーションが難しくて、演技をする方々への尊敬が高まりました。
何事も、経験する、ということは大事ですね、、、、
しかし、ロケ先の撮影現場に行けたのは大きかったです。主役の役者の方にもお会いできましたし、他スタッフの方々にもご挨拶ができたので良かったですね。
そんな短編映画ですが、この監督の作品、音楽を担当させて頂くのは2回目でして、前述した「ツボ押し」的な作品を作る方なので、今回も楽しみにしています。
来月から、音楽制作できたら良いなというスケジュール感です。
なるほどデザイン
書店で見かけて、衝動買いしてしまった本
デザインの本かと思いきや、「デザイン」=「音楽」に置き換えて読むことができるので、とても面白いです。
まだ全部は読んでないのですが、一部引用
という過程が書かれていて、これを音楽に置き換えると
0_コードとメロディ、リズム
1_どういう曲調にするか
2_アレンジをする
3_各楽器のバランス調整をする
4_ミックス
5_マスタリング
的な感じに読みかえれて、つまりはそういう意識でやってるよなーとすごく腑に落ちました。
他にも、共通することが多いので、興味ある方はぜひ!
6月はコンサート月間
先月は、誕生日月というのもあり、自分へのご褒美で、コンサートへ2つ行ってきました。
・ベルリン交響楽団
今年は、オーケストラの音を生で聴こう、という目標を自分で立てていてまずは、クラシックからと、チケットをとったコンサートです。
古典を聴けたので、良かったです。ヨーロッパの弦の音色は、やっぱり好きだなーと改めて痛感しました。
・フジコ・ヘミング ソロコンサート
偉大な方は、お元気なうちに、1度はちゃんと聴いておかないとという最近の出来事を教訓に、チケットをとったコンサート。
舞台袖からステージ中央のピアノまで、歩行器で歩かれるほど、お年を召してらっしゃるフジコさんですが、ピアノの音色はそんなことは全く関係ないくらい、澄んでいて、それでいて優雅でした。聴きに行けて、良かったです。
再来月も、一つオーケストラコンサートに行く予定なので、大変楽しみ。
遊んでばっかりではありません
なんか、遊んでる日記を書いてるきがしてきましたけど、曲も日々書いております。
クライアントワークがないときは、ライブラリーの楽曲を書いていますが
先日、「おお!」なところで使用されているのを発見して早くも、色々楽しみになってきました。
詳細は、諸々の関係で割愛します(笑)
ということで、下半期も頑張りたいと思います!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
さくらい ともこ
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