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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その106 ~インフルエンザ~

今年の1月にニュースで新型コロナウイルスがトップニュースになった時、この新型の感染症がどこまでの影響するのか、まだまだ未知数であった。当時の政府は東京オリンピック・パラリンピックの開催をするためにどうにかしようと躍起になっていたと思う。コロナウイルスは風邪のウイルスの亜種のようなものであるから、夏場になれば少しは落ち着くのでないかという予測していた人もいたが、今も新型コロナウイルスに対する感染症対策を起業、店舗、個人と実施している。8月の暑い中でも、マスクを付けている少し違和感のある光景があった。

今年の写真は10年後のクイズなどで使用されるのではないだろうか。冬場ではマスク率はこれまでも高かったが、夏場は稀であるからだ。さて、感染者数の話に戻ろう。5月に解除した緊急事態宣言以降は、行政から提示される数字としては減少傾向にあるように見えている。また、新型コロナウイルス感染者の死亡者も欧米で出てきている数字ほどではない。何となくではあるが、一旦全体的に拡散して主に高齢者が既に亡くなってしまった影響はどこまであるのだろうか。

もう2週間もすれば10月である。暑さが続くと言われていたが、大分涼しくなってきたように思える。そのため、ニュースでは冬場の新型コロナウイルスとインフルエンザの流行による医療現場の混乱を防ぐためにも予防接種などを推奨している上、無料での実施も行う自治体も出てきている。インフルエンザの予防接種に関しては、どこまで意味があるのかが分からないところがあるので、別途調べてみようと思う。

大人になってからインフルエンザに2013年に一度罹った。恐らく、出張でシンガポールから帰ってくる時に通路越しに座っていた風邪か何かで苦しそうな彼からうつされたと勝手に思っている。久しぶりにインフルエンザにかかると確かに辛かったが、タミフルを飲んで寝たら熱は下がって元気にはなっていた。他の人に感染させないようにほぼ数日は引きこもっていたが何とかなった。確かに、インフルエンザで自己免疫力が落ちて、そこに新型コロナウイルスとなると考えている以上に悲惨な状況になっていくと思われる。

しかしながら、今年の1月から3月のインフルエンザの患者数が減っていることからも、今の手指の消毒を維持するのであればそこまで恐怖するほどではないのではなかろうか。これからどんどんと気温が下がっていくがその中で、新型コロナウイルスに感染しないように生きるしかない。ちょっとは密なことがしたいとは思っているのだが。

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