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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その140 ~変化は起きるのか~

今回の緊急事態宣言は飲食店にフォーカスしているが、気になっているのは百貨店業界である。ニュースでも百貨店内での感染者の情報が出ている。そして、百貨店を中心として繁華街が構成されているところは都心部に多い。

それは1つとして、人を集めるアイコンでもあると考えている。人が街に来る理由やモチベーションを下げない限り、新型コロナウイルスの感染者数を減らすための施策は成り立っていかない。

換気が十分にされていると思っている飲食施設でも今回の新型コロナウイルスのためだけに何か監査的なものを実施しているとは思えない。そのため、確認するプロの集団でもいればいいとは思うもののそんなことよりかは飲食店は基本テイクアウトのみに落ち着かせるのが妥当であると思っている。

有名なブロガー(SNS発信者)でもある黒色中国さんが先日下記のような内容「「ソーシャル・ディスタンス」は日本人に出来ない、中国のコロナ対策との根本的な違い」をBLOGに投下した。

中国の新型コロナウイルスに対する考え方は戦時であると捉えられている。日本では新型コロナウイルスは風邪みたいなものだという認識の人もいる上、政府がどこまで本気で新型コロナウイルスに対して対応しているのかは中々難しく感じるところではある。

政府が本気を出すというのはどんな状況なのだろうか。日本の政治家の本気が見えるのは、選挙くらいしか無さそうである。個人としての感想としては、政府関係者も何らかの結果をだすために必死さを感じる部分がある。

それ以上に、硬直化している省庁に問題があると思われる。

特に厚生労働省は、昨年から新型コロナウイルスへの罹患に際していろんな準備が出来たはずである。にも関わらず状況が改善されていると思われない。対応における準備は前例のないものに対して、トライアンドエラーでも進めるのかどうか含めて対応が出来るかである。新型コロナウイルスによって受験も大変な状況を迎えているが、文部科学省はなんでもっと準備をしてこなかったのだろう。

「20代のキャリア官僚(国家公務員総合職)の自己都合退職が2013年度の21人から、2019年度は87人と4倍以上に増えているという。」ニュースが流れた。何かを変えていかないといけない時期が来ているように感じる。こういった場合、官僚のトップを更迭出来ればいいのだろうけどね。新型コロナウイルスという外圧で何か変わってくれるだろうか。

いや変化を我々は望んでいるのだ。

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