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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その119 ~給付金どうなるかね~

新型コロナウイルスにより肉体的よりも精神的に弱っている人は低所得者に多く見られるという記事がある。

紆余曲折の中決まった10万円の一律給付。一律給付で無い場合のプロセスを考えるとあれでよかったと思う。全くシステムが連携されていない状況で決定だけが先出しされるような中ではあれが限界であると思うからだ。

IT界隈にいる者にとってはマイナンバーを基軸に、保険証、運転免許証、携帯電話番号、銀行口座、クレジットカード等を紐付けることで合理的なサービスを提供出来る。そうした「デジタルトランスフォーメーション(DX)に関して」の投稿は別途行っていく予定である。

上記の記事の中にもあるように、また、菅総理大臣になったことで第2段の定額給付金を実施すべきであるという意見がある。再給付の必要性は単純には判断出来ない。しかしながら、政府が実施するのであれば一律給付になるだろう。そうなった場合に記事に出てくるような低所得者に対する救済は難しいと思わざるをえない。

2月以降、法律や仕組みをすすめる時間はあったと思われるがほとんど進んでいないように見える。もう少し積極的に新型コロナウイルス対策を実施してもよかったとも思えるが、東京オリンピック・パラリンピックによる考慮もあるのかそういった法律の制定は進んでいないように思われる。低所得で苦しんでいる人が多いのは東京近郊の都市部もしくはその周りに住む人が多数に思う。

「自己責任」等には思えないが、その状況下で正しく頼らなければいけない人間を知らないために、自己で解決出来ない不安に苛まれることになっていないかと思う。「不安」を感じることそのものは人の普通の感覚である。人の中には心配性と言われるような人もいる。

デール・カーネギーが言うように、「自己」で解決出来ない問題は悩んでも仕方がないのである。例えば、明日デートで屋外に行くのに雨の予報と言われても、雨を回避する力は無い。その事に悩んでも仕方が無いのである。屋内の映画館などに変更するのか等、「自己」で解決出来ることをするしか無い。

同様に、新型コロナウイルスのワクチンや特効薬が作れる人たちは決まっていて誰でも出来るわけではない。生活保護を受けることや田舎に移住を変えることなどをすれば生活保護でも生きることは出来るはずである。目の前の情報に振り回されていると、本質が見えなくなっていくことがある。

こうやって俯瞰して見れているのは、何度も言うように自分がある程度、新型コロナウイルスで収入に影響を受けていないからだと思う。

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