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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その133 ~個食~

以前のnoteでも個食について述べた。もしも新型コロナウイルスが無ければあまり語られることのなかったことかもしれないが、今後はもっと考えてく食のテーマなのかもしれない。

ニュースで北海道が未だに事態が改善に向かっていない状況である。その中で会食は5人内で2時間以内という文言を聞いた。会食事態を制限すべきではないだろうか。

特に、北海道の状況で言うならば、5人以上などという事ではなく、店内飲食で個食可能で無ければ取りやめる選択も考慮すべきだと思う。飲食店はテイクアウトで勝負するしか無くなってきているというのが現状ではないだろうか。おそらくそんなのではやっていけない店舗も出てくるであろう。その上、期待していたGoToトラベルでの観光客も来ないのである。八方塞がりである。

北海道では来年の札幌雪まつりも中止の方向で進んでいるようだ。今の状態を外傷に例えるのであればどこかに大きな怪我をしている状態である。まずすべきことは出血である。感染者数を減少させないことには次の手を打つことが難しい。

GoToキャンペーンの影響だけではないと私は思っているが、GoToキャンペーンによって傷口がまた開いたので応急処置が必要であると考えている人と、傷は開いたけどそのまま通常の生活に戻ろうと考えている人に分かれていっていると思われる。

特に後者は、新型コロナウイルスの感染拡大前の生活をなるべく早く取り戻したいと考えていると思われる。今、仕事で海外出張は基本的に禁止されている。同僚と話すと、この出張禁止状態は会社としても無駄な出張にかかる出費を減らすことが出来るので、ある程度新型コロナウイルスが落ち着いたとしても続けるのではないかと言っていた。

確かに、「本音」がうなく「建前」に隠れている。従業員の生命を守りたいとかそういった類に対して強く反論することは難しい。さらに在宅勤務も会社としては従業員が増える毎に床面積を増やすわけにはいかないので、在宅勤務も最低限の不動産賃貸料を維持する道具になっている。

仕事をしていく上で必要な他のリソースを提供することで、会社に対する忠誠心(ロイヤリティ)の確保に進んでいる。今は傷ついていても生きていれさえすればなんとかなるものなので、ふてぶてしくも生きていくことを考えていくしかない。こんな状況でも忘年会や新年会を会社で企画しようとする人がいる。そんな誘いには惑わされないツヨイ心で生きていこうと思う。

でも、来週末のGoToトラベルは行きたいの!

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