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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その130 ~新型コロナウイルスへの理想の対応~

今、思ったような理想の対応が取れているとは言えないかもしれない。全てを棚にあげて、理想的な対応が出来ていたとしたらどんな状態が出来ていたのか考えてみたい。そしてその先に何が阻害しているのかを綴ってみたい。

まず、1月に怪しい兆候が見えた時点で即時、中国からの渡航の中止を決めるべきであったと思われる。多くの観光関連の会社からの苦情がでたかもしれないが、まず可能性の遮断が必要になる。事態が理解できてくれば渡航の禁止区域を増やしていくことになる。現状においては、ビジネスなどの出張のケースを除くとまだ旅行が出来るような現実的な状況では無い。

次に、新型コロナウイルスは感染力の強いウイルスであり、三密環境においては、1人から複数人に感染する可能性がある。そのため、PCR検査の実施し陽性者に対する隔離が必要となる。また、家族と共にいるような場合はの隔離施設の用意する必要があったと言える。同時に、シングルマザーなどの場合に子供を預かることの出来る施設も必要になるだろう。

平行して、三密を避けるため集会やイベントなどの中止と生活必需品などを提供する店舗以外の休業要請を実施する。また隔離施設や年配者のための必要な物資の配送を用意する必要もある。部分的ではあるにせよ、こういった状況が必要になってくると考える。

陽性者が隔離されているのであればある程度安心して観光などのビジネスを再開出来るからである。検温だけでは新型コロナウイルスに罹患しているかを判別することは難しい。

さて実際ここまでの動きになっていないことに関してまず考えられるのは、医療利権が深く絡んできているように推察できる。医療利権というとミドリ十字や近年の子宮頸がんウイルスにも絡んできているように思える。今回のPCR検査を実施するにあたっても、何か不都合がある人達がいたのではないかと考えてしまう。

人の命を扱っているにも関わらず、人の命を見捨ててしまっていることに憤りはある。それを変えるために必要なこととして、自民党政権と官僚組織の硬直した状況を変えていくしかないと思われる。本来ならば現在の野党でそれなりのビジョンがあればよいのだが、そうはうまくいかない状況である。

そして現状の自民党に期待は出来ない。希望を捨てることは無いと思ってはいるが、生きていくための「ゲームのルール」は変わらない。今回の新型コロナウイルスのような外圧的な急な変化はまだ続くように思える。その上で自己防衛していくしかない。

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