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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その110 ~やっぱり生がいい~

4連休の間に、芝居を見て、ライブに行き、映画を見てきた。秋の文化的な体験であった。しかしながら、芝居やライブは感染症対策のために様々な努力をしていた。可能な収容人数を出来る範囲で減らしていた。

観劇時はフェイスガードで飛沫防止を行っていた。芝居の内容は現代劇であり現コロナ禍を描いているため、飛沫防止のガードを付けた状態での演技もあった。2mx4mほどの舞台に10人以上の役者が所狭しと動き回る様は、役者の方が新型コロナウイルスに誰かが感染したらクラスター化するのではないかと思わせてくれた。色んな制限の中で魅せてくれた芝居にあつくこみ上げてくるものがあった。

同様にライブに関しても、感染症対策でパイプ椅子にて座ったままでの鑑賞。本来ならば縦ノリな感じなのに、座って楽しむに留まった。それでもやはり現場がいいなと思う。特に小劇場や小さなライブハウスにある一体感は配信では伝わらない空気がある。ライブハウス等が生き抜くための手段として行っていることは致し方ない手段である。でもみんな密を求めているなと感じている。

そんな新型コロナウイルスにおける転機はいつくるのだろうか。まずはワクチンの完成を待たなくてはいけないが、今年度中に出来るのだろうか。さらに言えば、インフルエンザのタミフルのような特効薬が出来て状況が変わってきそうな気がしている。そのため、ここ数年は以前のような生活が出来るとは中々思えない状況では無いだろうか。

その点で言えば、欧米への出張や旅行が出来るようになるのもそtれくらいを見ておいたほうがいいのかもしれない。特にアメリカは現在でも多くの感染者を出しており、対策が十分に取れないでいる。その中で、緊急事態宣言を出す州もあることから中々大変な状況ではある。また多くのヨーロッパの観光地も新型コロナウイルス下下では他国からの観光客を望める状況ではない。

こういった世界規模の感染症における混乱に慣れていないため、様々な弊害が出てきている。何かが解決すれば、また新しい問題が出てくることになるだろう。それでも前を向いて歩くしかないのである。とりあえず海外に行くのは今のところ難しいが、国内であればそれなりに敷居は低く、のほほんと知らない土地を見るだけでもいいのではないかと思い始めている。ちょっと遠出するくらいの気持ちで休みをすごせるようにしたい。それが普通になってしまうのも怖いのだけれど。

人類は新型コロナウイルスとの戦いに勝つと信じて。

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