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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その45 ~学校再開~

今週から百貨店が開くことで今後の人の動きがどう変わってくるのかは分からない。これまで出かけるにしても娯楽施設などは閉まっているため、散歩とかでおわっているのも実情である。また、飲食店等も三密を気遣っているため何とも奇妙な状況である。新型コロナウイルスは死に至る病というよりは基礎疾患に問題が合った場合に重篤化するという認識である。私は学校の休校に関してはよかったのではと思う。それは、学校という三密環境においてクラスタが発生すると家族を含めた感染が発生するからだ。2月に急行した結果感染拡大がされなかったという一面があると思う。学校という教育機関は文部科学省配下であるから、お役所が決めたことに従うことになる。これまでの行政の流れを見るに決して決定が迅速に行われるとは思えない。そうすると、令和2年度卒業の高校3年生や中学3年生はそこそこ大変な状況であると思われるし、実験が必須な理系の大学生や大学院生も今年卒業出来るのかはよくわからない状況である。特に大学の卒業要件を満たしていなのに卒業は出来ない。また9月開始が国際標準だという話もあるが、欧米の標準=国際標準とは思えない。オーストラリアは1月最終週だし、韓国は1月だったと記憶している。

9月開始になることよりも8月に学校に行くことの方がリスクが高いと思われる。数年前に学校にクーラーを取り付けるのかどうかの国会でのやり取りがあった。その時SNSで都道府県別で設置状況のパセーンテージが載っていた。首都圏など設置が多数のところもあれば、まだまだ設置されていない地域もある。対策としてマスク着用で登校の上、クーラーが無ければ熱中症の危険性が高い上、ウォーターサーバー等の使用を禁止しているのであればはっきり言って危険でしかない。それであれば少しでも暑さが弱った9月開始の方がよりよいとは思われる。とはいえ、第2波などで再開延期となった場合、令和2年度の扱いがどうなっていくのかという論点もある。段階的緩和をするしかないとは思うけれどもどういうふうにということも考えなくてはならないが、文部科学省が何を指定するのかによっても変わってくる。また、地域の教育委員会がどう考えているのかそれも加味しなければいけないだろう。どちらにせよ、学ぶことは大切なことである。それが奪われないようにするためにも出来ることはやっていきたい。ロックフェラーが収入に対する寄付をしていたように私もそうしていこうと思う。

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