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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その33

非常事態宣言がでて1ヶ月が過ぎ、過去に無い閑散としたゴールデンウィークも終わった。日差しも戻ってきており家にい続けることに疲れた人たちがちらほらと見かけるようになっている気がする。しかしながら、多くの店舗が休みのためお散歩とかになっているのだと思われる。娯楽施設がいつ再開するのかは、非常事態宣言の終了に左右されると思われる。東京ディズニーリゾートとUSJの再開が収束したという実感をもたらしてくれるのではないだろうか。あとスポーツの再開だと思われるが、今年の再開があるのかは分からない。ラグビーのように2020年は無くしてしまうことも1つの解ではあると思うが、経営を維持するために何が出来るのかは気になるところである。

感染者数の推移で決めるのか、それとも別の考え方で決めるのか難しいところである。何カ国かで新規感染者が報告されていないというけれど、人の移動が始まると感染する可能性はある上、いつまでもこういった状況を維持するわけにもいかない。そういった点では、スウェーデンのような方法も1つの解ではあると思われる。今、臨時休業している店舗も再開となってすぐに新型コロナウイルス前と同じ状況になるのかは分からないだろう。現在、在宅勤務を実施している企業がすぐに解除するか段階的に解除するかどちらをとるかによっても人の流動性は変わってくる。非常事態宣言を終了した後に感染者数が思った以上に伸びた場合、再度宣言を実施する可能性も考えるとどう見極めていくのかは難しい。

再度宣言した場合にはさらに厳しい要求になってくる可能性がある。現在、自粛営業をしている店舗も含めて厳しい対処にする可能性もあるので今後の推移は非常に重要になってくる。5月になり自粛営業ながらも再開している店舗を私が済んでいる周りでは見かける。ただそれは自粛営業の形態である。また店内で飲食できる店舗はまだまだ限定されていると同時に自炊が多くなってきているように思える。今後の外食産業がどうなっていくのかは本当にわからない。まだ周りでは無いが新型コロナウイルスの影響で店を閉めるところも出てくると思う。解除されても人が戻ってくるのかなども課題あるだろうし、今後の貿易状況も色んな業界の影響を与える。特にヨーロッパはまだまだ収束する気配がないため、日本が収束しても海外の影響で店を閉めるところもあるかもしれない。「風が吹けば桶屋が儲かる」のような言葉が新型コロナウイルスで出てくるのかもしれない。

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