新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ

今、テレビを付けると話題は新型コロナウイルスの話題で持ちきりである。テレビが家にないけれども、SNSの投稿からテレビでどんどん騒いでいるだろうことは容易に想像がつく。ある程度、情報を見て判断している人たちは騒ぎすぎであると捉えているようにみえる。すべてがベストな判断できるわけではないにせよ、今後の対策は考えて頂きたいものである。

今、最もつらい状況にあるのは、厚生労働省や県や市町村の職員と医療関係者だろう。まだ確実な対処療法が無い中でやれることは限られている。また、感染率の高いウイルスなので、医療崩壊が起きないことを願うばかりである。中国の武漢では3000人もの医療関係者が罹患したというニュースがあった。重症化し亡くなった医師もいることからも騒動が落ち着くことを祈る限りである。

この新型コロナウイルスだが、感染するも発症や重症化の率は低く、また致死率だけを見ると低い。考え方によったら大騒ぎするよりも罹患率を上げて、体内の免疫をあげるという選択肢もあるのかもしれない。致死率の低さから見ると、そこまで恐れることではないのかもしれない。まだ状況の全貌が見えないままなのでどうなるのか分からない。新型コロナウイルスが、21世紀のスペイン風邪となるのか、それとも沈静化するのかはもう少し時間が経たないと分からないだろう。

これをミクロでみた場合、家族が亡くなるというようなケースになると上記のようなマクロな見方は出来なくなる。今の日本の社会の空気感として、イベント等で感染を確認されるとSNS等でバッシングが始まり、下手な炎上状態になると取り返しのつかないような流れになりそうである。それであれば、安全な方に傾きイベントの中止や延期を選択せざるをえないだろう。イベント実施側からすると断腸の思いだとは思われる。実際にそれで飯を食べている方々もいるだろう。ただ実際に自分の中で折り合いをつけ、『仕方無い』と思えるようになるしかないと思う。昨年の台風15号、19号のような天災に今回も近いと思う。ただ、そう簡単に割り切れとは思う。

2020年というオリンピックイヤーのはじめにこの事態である。オリンピックを実施するとは思うが、この状況が長引いた場合どうなるかわからない。個人個人で出来るのは免疫を高めるための食事と睡眠。そして、手洗いである。石鹸やアルコールによる消毒で手に付着している菌を減らして感染する確率を減らすことしか無いと思う。マスクは意味があまりないと私は思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?