新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その116 ~トライアンドエラー~
新型コロナウイルスによって世界的な危機的状況である。
ついに世界で死者数100万人を超えたとか、患者数が世界で3000万人を超えたと言われても、日本ではまだまだ飲食店の苦境などは見るものの割と平穏に見える日々が、特に都心では続いているように見える。
また、私自身は年末までは基本在宅勤務であるし、周りの多くも同様で街の事情には実は異なっているのかもしれない。さて在宅勤務のような我々が一定数はいるので、街に戻ってきているのは一部と考えた方が良さそうである。とはいえ、新型コロナウイルスが怖いと考えている人々もいる中で出社となっている人々を見ると何とも言えない。
同様に、行きつけの居酒屋でアルバイトの女の子が「店長、私もリモートで働きたい!」という現状では難しいこともある。政府は脱判子に向けて動いているが、会社において総務や経理などのバックオフィスの社員がリモートで働けるようになるようなデジタル化まで可能なのだろうか。
すでに新型コロナウイルス騒動から9ヶ月が経ち、緊急事態宣言解除から4ヶ月経っている。未だにマスクやら三密回避となっており、何が正しいものかよく分からなくなってきている。
まだワクチンも無いことから、最悪のシナリオとして上げられるのは、冬場のインフルエンザとのダブル流行状態である。しかしながら、その可能性は低いのではないだろうか。今年の1月以降のインフルエンザ罹患数は、減っていると聞いている。それはひとえに手指の消毒を例年以上に実施したからではないかと言われている。
またウイルスは最初が強くそれからは段々と弱くなる傾向がある。そのため、思った以上にはこれから新型コロナウイルスでの影響は減ってくるのでは無いかと思われる。ただこれは私の予想でしかない。
そのため、どう行動するべきか迷う人もいるだろう。最終的には、個々の判断が必要ではあるが、まず今迷っているのであれば、自分にもっとも影響がある組織の指針に沿うことでいい。
もしも学生であれば学校の方針に沿うべきである。もしも社会人であればその会社の新型コロナウイルスへの指針に沿うべきである。その中で違和感を感じるのであればその指針を変えていくしか無い。
これまでの常識で考えるのではなくPDCAを回していくしかない。21世紀は答えの無い時代だと言われてきたように、答えに近づけていく作業が必要である。
トライアンドエラーを繰り返して答えを探していくしか無い。
常にベターな選択を行えるように評価できるものさしをもっていれるようにならなければなと思った。
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