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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その129 ~ロックダウン、再び?~

連日のニュースで、新型コロナウイルスの患者数として、東京、大阪、北海道が注目されている。なぜ地域的なばらつきが出てきているのだろうか。一部の報道ではGoToトラベルで北海道を訪れたために感染が増えているとのことだが、それだけが原因であるとは思えない。GoToトラベルが始まる前からも北海道では度々クラスターが発生しているからだ。

今、世界的に手指の消毒を実施していることからも、空気感染による影響の可能性が高いと思われる。何らか三密になりやすい環境になっているために減らないのではないだろうか。そうでもなければ今ある情報だけでははっきりとは言えないけれども、それ以外の原因の可能性は低いと思われるからだ。

先日、大阪に日帰り出張行った時にも、新幹線は空いていたものの、大阪市内の環状線などの公共交通機関はそれなりに人が乗っていた。仕事や学校で出ていくことが通常になってきているように感じた。それでも満員電車では無かったとはいえ、もう少し外出を控えることを再度本気で考えないと、まだまだ感染者数が増えていくことになるだろう。

これまでも述べたように東京や大阪は、普通に会社や学校のために移動しそこで感染源と接触する可能性が多いことからも在宅勤務を何とか推進していかないと社会的人的資源としての医療の逼迫を抑えることが出来なくなるのは見えてきている。大学ではリモートでの授業がまだまだ続いているが、小中学校、高校では実際に登校している。教室という環境は三密になりやすいし、これからの季節で換気を行うにしても少し現実的では無いように思える。

色んな団体から文句を言われようとも、再度ロックダウンした方がいいのではないだろうか。確かにクリスマスシーズンで例年であればかきいれ時である。忘年会も出来ないだろうし、それであれば都内の自粛のみならず、今年の4月のようなロックダウンを再び実施し、特に医療リソースの負担を少しでも軽減すべきではないだろうか。

まずは全体的に一旦落ち着くためにもロックダウンを実施し、感染者数が落ち着き、経済を巻き返していくしかないのではないだろうか。とは思いつつも色んな利権を持っている人々がいるため、理想的なプロセスにはならないだろう。菅総理は、自助という言葉を使ったが、自己防衛が私は大事だと思う。情報を整理しリスクを犯してでも楽しむことは楽しまなければいけないだろう。どんな状況でも楽しいものを見つけることにしよう。

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