新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その100 ~「法案」と「改ざん」~
「コロナワクチンの副作用、製薬企業を免責 法案提出へ」というニュースが流れた。
製薬会社が新型コロナウイルスのワクチンの副作用に対して責任を持たないというのはどう考えればいいのだろうか。どんな薬にも小さいながらも副作用はあるし、それが表面化しないケースもある。薬の副作用によって、頻尿になったり、食欲が増えてかつ太りやすくなったりするものもある。そういったものはまだいいと思うが、死に至るケースもあると思われる。
私の考えでは、新型コロナウイルスの製薬会社への免責は、「時効を決めての免責」であればいいのでは無いかと考える。さらに言えば、副作用の体調や条件次第によって決まってくると思われる。
薬の副作用として私にとってまず出てくる事例はサリドマイドである。これは妊婦が服用した時に新生児が奇形児になりやすいのである。そのため世界的に薬害訴訟が起きた事例でもある。そのため、特に妊婦への摂取は注意しなくてはならないと思われるが、若年層での重篤化の総数が少ないことから現実的にどうかは分からない。そのことが、副作用に対する免責があってもいいのではないかと考えているポイントでもある。
しかしながら、新型コロナウイルスのワクチンに対するターゲットが若年層では無く高齢者である。副作用による死亡もとなるのかは分からない。またインフルエンザのように毎年、ウイルスの株の状態が変化するのと同じような性質を持つのであれば罹患することは十分に考えられるため、インフルエンザにおけるタミフルのような特効薬が新型コロナウイルスにも必要になってくると思われる。それも重篤化しやすいのが高齢者のため、体力がなくても大丈夫な薬に仕上げられるのかもポイントになってくるだろう。薬に耐えられず亡くなってしまってはどうしようもないからだ。
試験は開始されているものの実用化までどこまで短縮できるのかは分からない。多くの日本人であれば中国製、ロシア製となると少し尻込みするのではないだろうか。どの製薬会社が実用化させるかは、まだまだ紆余曲折がありそうな気がする。感染症は新型コロナウイルス以外にもあり、実際に今冬のインフルエンザに対する懸念などもある。HIV、エボラ出血熱、SARS、MERSとあったものの、スペイン風邪まで戻らないと新型コロナウイルス並の影響があった感染症は無いと思っている。
いくつかは映像や写真が残ってはいるものの把握するには十分でないと思っている。今回は画像や映像は残るがどこかで色んな改ざんがされていくのではないかと思っている。100年後に新型コロナウイルスの話がどうなっているのかを想像するのもいいかもしれない。
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