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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その128 ~土曜日お休みの飲食店~

土曜日に必要な用事があって渋谷に出ていた。緊急事態宣言の頃まででは無いが、若干人通りが減っているように見えた。それ以上に、駅前の飲み屋街では閉まっている店もいくつかあった。通常であれば13時頃から空いており、昼から飲む客が出入りしていた。

しかしながら、今回の自粛要請の影響であろう。土曜日の営業を止めていた。考えられることとして、平日の稼ぎほど土曜日が稼げなくなっていることがあるのだろうか。人通りだけで言えば、平日だけの方が多いかもしれない。また、土曜日の人件費と売上と保証金等を考えた時に休みにすることのメリットが大きいとなったのではないだろうか。

土曜日に立ち寄ったビアパブのマスターが言っていたが、このまま年を越せない店も出てくるのではないかということであった。店が潰れてビルの家賃収入は減り新しいテナントも入らない。

連鎖的である。

どうやったらこの負の状況を乗り越えられるかに関して間違いなくPCR検査を充実させて陽性者に対する隔離を行うしかないと思われる。あと飲食店内での飲食を基本無くし、仕事も基本在宅にするしかないのではないだろうか。

後、個人的な対策は手指の消毒を心がける位である。アジアの国によっては新型コロナウイルスを抑え込むことが出来ているのだから模倣すればいいと思うのだが、そうならないのは何の利権が絡んでいるのだろうか。もっとも可能性が高いのはオリンピック利権だとは思われる、何とか来年に開催することを今の政府は掲げていると思われるし、ある程度状況が悲惨であっても実施するように思われる。

医療事業者にとってはこのままオリンピックに突き進む状況は恐怖ではないだろうか。また、いつものように飛行機で選手が入国する光景とはならないように思える。競技によってはオリンピックが最高峰と思われているものがある。4年に1度の大会が8年開いてしまうことで、ピークを過ぎてしまう選手もいるだろうし、今、十分に練習できていない選手もいるだろう。

個人的な意見としてはオリンピックを実施するにしても、感染症対策などを実施した上で、入場制限などこれまで以上に細かい管理が必要になってくると思われる。選手が記録を残す大会というよりは、新型コロナウイルスの中で実施した記憶に残る大会として記録されるのではないだろうか。ワクチンによって変わっていくのか、それともまだ状況に変化があるのか。

年を超えて好転していくことに期待はしたい。

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