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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その138 ~師走の歌舞伎町~

「何しているの!?」と、言われても仕方ないのかもしれないが、「個人」で新宿のお店への年納めに飲みにいった。

21時過ぎの歌舞伎町には、市の職員と思われる人達が拡声器で帰宅を促していた。22時までの店舗の影響は認めているものの、あれでは店舗に入りにくい人も多いだろうし客引きも心無しか減っているように思われた。

どうやれば人の数を減らせるのかだけを考えると、行く先々での店が無ければいいとは思われる。政府から会食の自粛は求められていても、実際に行う人もいるだろうし、そういった中での感染が確認されている。すでに多くの学校が冬休みになっていると思われるが、彼らも家から出ないように家庭内で考えなくてはならないだろう。

それ以上に、例年と同じような挨拶まわりなどの習慣は行わず、なるべく接触を避けることを考えなくてはならないだろう。やはり在宅勤務を今後も推奨することになるだろうし、紙や判子といった物理的なものは段々と減っていくことになると思われる。実際に顔を合わせることによるメリットはあるものの、現状の新型コロナウイルスによる影響下では顔寄せ合わせてやる以外で、同様の現象を起こせるようなことを考えなくてはならないだろう。

医療関係者が書いていたが、ワクチンが作られたからといって、これまでの生活に戻るわけではない。重症者の数が変わってくることは間違いないだろうが、それでも以前のような生活に戻れる保障は無く、先進国内でのワクチンより後に来るような国々では渡航に対する制限がまだまだ続くと思われる。

大前研一氏が「やりたいと思ったことを後回しにするな」とは至言である。2020年は海外旅行にいくつかの国に行きたかったが、結果として海外に行く機会は失われてしまった。そんなこともあるさと考えるしかないし、2021年にどこかにいければいいなとは思っている。まだ世界的な緊張が続くのであれば国内を楽しむことにしようと思う。

この時期の一時的なGoToトラベルの禁止はあるが、来月半ばには再度使えるようになると思っている。もしも感染者数が落ち着いているならば北海道に旅したいと思う。また、寒い時期には沖縄に向かいたい。もちろん、感染症対策を行った上で国内で新しい発見をするのもいいと思っている。とはいえ、身近なところもきちんとケアしていければと思う。

2020年終わりにビッグサプライズは無かったものの、2021年は緊急事態宣言で始まりとなるようだ。

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