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新型コロナウイルス騒動から見るマクロとミクロ その127 ~減りゆくテナント~

ロックダウンほどの規制では無いにせよ、東京都が飲食店に向けて深夜営業の自粛を依頼した。これによって今増えている感染者数を減らしたいとの思惑は読み取れる。さて3週間の措置ではあるが、結果がついてくるだろうか。

中々疑問は残ってしまう。新型コロナウイルスによる後遺症は報道されてきている。そのためにも一旦感染者数を減らすことを目標とするのか、それとも別にあるのか含めて考えるしかない。ただし、3週間の措置では、新型コロナウイルスの潜伏期間が5日から14日ということからも結果が分かるのは早くて年の瀬になるのではないだろうか。

東京都としては、結果がついてくるこないに関わらず一旦3週間で自粛要請を打ち切ることも考えられる。先月あたりから都内の週末における人の数はどんどん増えてきている。また年末でもあり忘年会をしたいと思っている人々は多いだろう。しかしながら、会社等では今年は行わないところが多いと思われるし、部署全員というところも自粛になっているところが多いと思われる。知り合いのお店でもほとんど忘年会の予約は入っていないという。

東京都や日本政府が本気で新型コロナウイルスの拡大を阻止したいのであれば、在宅勤務と飲食店の店内での飲食の禁止だけでもかなり抑えられると思われる。実行するのか出来るのかは別としても多くの人が同じ空間にとどまり続けることが危険だからである。

先日、仕事の合間で病院に行った帰りに平日でも人気の高かったレストランに行ったのだが、新型コロナウイルスの影響後に平日はきびしいと聞いていたが実際全てのテーブルが12時台で埋まっていなかった。そのレストランの入っているビジネスビルでも新型コロナウイルス以降オフィスの縮小化等でテナントが減ってきているという。

やはり新型コロナウイルスの後のビジネスがどうなっていくのかはまだまだ予測が出来ないところにある。新型コロナウイルスによってどこまでDXが進むのかも楽しみではあるが、変化がいかに起きていくのかに対して予測は出来てもこれまでの過去からでは答えは無いように思える。

今努めている会社は新型コロナウイルスに対して従業員が色々と守って罹患しないように防衛することを推奨し、在宅勤務を推奨している。一方で既に出社することが当たり前になってきた人たちもいる。感染者数を本当に減らしたいのであれば人との接触回数を減らし密にならないことを常に心がけるしかないと思っている。

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