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【海外旅行】クレジットカード利用の極意!

海外キャッシング

パリに行くにあたって情報収集のためにフランス旅行好きの人が集まるLINEオープンチャットに参加していたら、みずほ銀行のユーロ換金レートが高いわ〜とか書いてる人がいて驚いた。今時まだ銀行で日本円の現金を外貨の現金に替えて持ち運ぶ人がいたとは!

昔は近所の都市銀行支店や郵便局でも外貨両替サービスは普通にあったけど、今や大阪の梅田店とかに行かないと出来なくなったし、トラベラーズチェックも無くなったし、私は最後に銀行で両替したのなんて15〜20年くらい前な気がする。2010年から3年連続でニューヨーク、ニューヨーク、パリと長期旅行した時には金券ショップで少し買ったような気もするけど、銀行では換えなかった。

なぜ現金を日本から持っていかないのか、簡単に言うとクレジットカードさえあれば困らないのと、現金が必要になった場合は現地のATMにクレジットカードを挿入してキャッシングすればいいから。

キャッシングの金利は年率18.0%なので、1日当たり0.049%、毎月のクレジットカードの支払いで返すとしても最大30日間として1.47%にしかならないので、例えば200ユーロ下ろして26,000円だとすると、利息は382円。カード会社に電話して繰上げ返済すればさらに安く済むので、ATM利用手数料(利用額によって110円とか220円)を勘案しても、銀行や両替所の換金レートと手数料よりは安くつくのです!

現金を持ち歩いたり機内の手荷物に入れとかなくて良いという安全面でのメリットも大きいし、キャッシングをしない理由はないでしょう。

ちなみに私は長めの旅行の時は、現地にいる時から日本のカード会社に電話して繰上げ返済をお願いして、ネットバンキングでカード会社に返済額を振り込んでました。これだと利息が数日分しか取られないので。この前のパリ旅行では、現金は昔の残りの30ユーロだけで事足りたのでキャッシングすらしませんでした。それどころか、どこでもApple Payで払えたからクレジットカード自体もいらない勢いでした。


クレジットカード決済

次に、クレジットカードで支払いをする場合にも裏技というかコツがあります。海外利用手数料の安いクレジットカードを作って持っていくこと(そしてiPhoneの人はApple Payに追加しておくこと)。

これは私も見落としていて、2年前に普段使ってるYahoo! JAPANカード(最近PayPayカードという名称に変わったらしい)からこのようなメールが来た時に初めてカード会社によって手数料が違うことを意識しました。


え、急に0.57%も上がるん?と思ってネットで調べたら、昔から自動付帯の海外旅行保険でお世話になってたDCカードJizileも含めた多くのカード会社の手数料が2.20%だけど、なんとイオンカードは1.60%を保ってくれてるので早急にミニオンズのMasterCardを作りました。万が一ミニオンズが盗難にあったり不具合で使えない時のために、1.63%で海外旅行保険も自動付帯のエポスカード(2023年10月1日利用付帯へ改悪)も作りました。

一覧表が見やすくて参考にさせていただいてるページを貼っておきます。あなたが使ってるクレジットカードの手数料は何%でしょうか?


海外旅行保険

そして最後に、旅先での急病やケガや盗難被害の時に守ってくれる海外旅行保険。もし旅行の度にお金を払って保険会社と契約してるのであれば、申し訳ないけどアホです。クレジットカードを作るだけで無料で保険が掛けられるから。

補償金額はカード会社によってだいぶ違うけど、私の知るかぎり年会費永年無料、保険自動付帯、VISAかMasterCardの条件を満たす中で一番補償額が高いジャックスの「横浜インビテーションカード」は、作っておいて損はないです。(ただしジャックスカードは利用手数料が2.20%なので、ショッピングの支払いにはお勧めしない)


あとは、利用手数料も安いエポスカード。死亡と後遺障害の額は横浜よりだいぶ低いけど、ケガと病気治療の額は同等以上!しかもエンボスレスでスリムだし、デザインも可愛いのが選べます。私は、みんな電力の再生可能エネルギー100%プランを契約してるので、エポスとみん電のコラボカードを作りました。


【2023年9月6日追記】
2023年10月1日より、上記で紹介した横浜インビテーションカードもエポスカードも、利用付帯へと改悪になります。ジャックスカードは全種類、利用付帯に改悪!解約しようとしても、みんな同じこと考えてるらしく電話が全く繋がらない笑

上記2社の改悪により自動付帯で年会費永年無料のカードは、DCカードJizile(傷害・疾病治療30万円)のみかと思いきや、他にも見つかりました!Excite Mastercard (傷害・疾病治療200万円)初めて聞いた。マイナーすぎて存続するか分からないけど、とりあえず作ろう。



利用付帯だと、やはり楽天カード(障害・疾病治療200万円)でしょうか。海外利用手数料も1.63%だし。つい先日、スーツを買うのにポイントがほしかったので、VISAのお買いものパンダ10周年デザインのを作ったところでした!


【2024年2月追記】
なんと楽天カードも、2024年4月から海外利用手数料2.20%へ改悪、そして海外旅行保険の利用付帯もパッケージツアーのみ対象ということが判明したので、個人旅行派にはもう用がなくなり解約しました。

結局、利用付帯で一番条件の良いエポスカードを再度作り直しました。今度はムーミンで。



まとめ

【2024年4月時点】
支払い
○イオンカード(1.60%)
○エポスカード(1.63%)

保険
○Excite(傷害・疾病治療200万円)
○自動付帯を諦めてエポスカードで航空券を買う(傷害200万・疾病270万)

Jizileは「5年間カードの利用がないので、このまま利用しなければ次の有効期限で解約させていただきます」という通知が来たので、更新せずに捨てるかも…傷害・疾病30万だし。

以上、海外旅行でクレジットカードを最大限お得に活用する方法でした。


おまけ

これはコツでも何でもなく一般常識ですが、JCBは大都市のおのぼりさんストアでしか使えないので、海外旅行には持っていかなくて大丈夫です。

昔一緒に働いてた50代のおばさんが「娘とニューヨーク行くから娘の名義で楽天のクレジットカード作ってあげてん。迷ったけど5,000ポイントもらえるからJCBにした!」と自慢げに言ってきて衝撃でした。普段から世間知らずなところはある人だったけど、まさか海外に行くために作るクレジットカードでVISAかMasterCardを選ばない日本人がいたとは…(ちなみに帰国後「JCB普通に使えたよ?」と報告してきたので、よっぽどおのぼりさんしか行かない店にしか行かなかったようです。)

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