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【コロナ禍パリ旅行】滞在2日目②ヨーロッパ写真美術館で知らない日本に出会う

10/21(木)続き

市庁舎から10分ほど歩いてヨーロッパ写真美術館へ。



着く頃には雨が強くなって、美術館の外観の写真を撮れなかった。この美術館はミュージアムパスは使えないけど、日本人写真家3名の展示をやっているので絶対行きたかったところでした。

そういえば9年前初めてパリに来た時も最初に訪れたのがアンリ・カルティエ・ブレッソン財団の写真美術館で、日本人の高梨豊さんの個展をやっていた。しかもご本人もいらっしゃった!


ヨーロッパ写真美術館は小さい美術館だけど、マレらしいクラシックな建物で、展示も非常に興味深かった。

まず入口で念願の衛生パスQRコードのチェック!いくらでもスキャンしてちょうだい!
それから受付で10ユーロのチケットを買って、3階と2階は森山大道さん+東松照明さんの展示。昔の新宿、チンドン屋、風俗嬢、学生運動や労組の闘争の写真はどれも日本人の私が見てもすごく面白かった。


そして1階は、子どもの時に病気で両足を切断した片山真理さんのセルフポートレートたち。

ラメを散りばめてキラキラしている両脚の写真、壁一面の大きさで、一番グッと来ました。素晴らしかった。

私が心の栄養補給をして感動している間、外の雨はかなり激しくなっていて、傘を持ちながら片手で写真を撮るのも街歩きも無理なレベルになっていた。そして寒い。これは一旦アパートに帰るしかない。

アパートの最寄り駅に着いた頃には雨はやみかけてたけど、お腹も空いてきたしとりあえず帰ろう。帰り道に冷凍食品専門スーパーのピカールがあったので3品購入。

早めにアパートに帰ったおかげで、寝る直前の母ともビデオ通話ができた。茄子の味噌汁とバゲットを食べながら、アパートをリモート案内したりして20分ほどしゃべって電話を切った。

夜は外食か映画にでも行こうかとも思ったけど、日記も書いてないし出かけずにまったり過ごすことにして、早めにお風呂に入って、日記も追いつきました。ピカールのサーモンとキヌアとグリーンペースト(?)のセットめっちゃ美味しかった!安いのに!

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