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【初ソウル2日目】③地獄の地下鉄、そして洗濯室

10/27続き。

もう17時過ぎで、時間的にバスは渋滞があるかもと思って地下鉄で帰ることにして、一番近いシンノヒョン駅まで数分歩く。

ナイキ旗艦店の上に気になる映画の広告が!タイトルはリメムボ、つまりリメンバー(3歳児がひらがなを読むくらいの遅さでなら、ハングル文字を読めるようになりました)。

右の人はミセンのオ課長(イ・サンミン)!左の人は大好きなク・ギョファンに見えたけど、ホテルに帰ってからこの映画のCMがテレビで流れてて、全然似てないナム・ジュヒョクやった…この時点でもうだいぶ疲れてたんかな。

悪い日本人が出てくる映画やから、日本で公開されたらまた嫌韓の人々がごちゃごちゃ言いそう。

9号線は帰宅ラッシュで混んでいた。ノリャンジャン駅まで行って、1号線に乗り換え。ここで間違えて逆方向の電車に乗ってしまい、数駅過ぎたところで「次は九老駅」って聞こえたか見たか、あら?九老って漢江の南やんと気づいた。ホテルは漢江の北なのに。(ソウルも市の真ん中に川が流れてて、街が北と南に分かれてるとこがパリの右岸・左岸と似てて好き)

急いで降りたのは九老の1つ前のシンドリムという駅で、反対側に乗り込んでやっと漢江を渡った。

龍山駅でみんな降りて、私ともう1人のおばさんだけになった。そして気づいた時には、私は再び漢江の南にいた。どうやら、龍山で折り返すタイプの列車が存在していて、それに乗っていたらしい…ここはシンギル駅。

1号線は特急と各停と、龍山までしか行かないやつと、色々あってややこしいことがやっと分かった。慎重にプラットホームを確認して正しい列車に乗って、市庁駅にたどり着いたのは18時半過ぎ。二度の乗り違えにより漢江を3回渡り、なんと1時間半近くかかってしまった…

外食する余力はないので、キムガネキンパというチェーン店でテイクアウト用のダブルチーズキンパを注文。タッチパネルには英語がなかったけど、なぜか出来た。そして日本のマクドより早く出来上がってきた…パリパリ文化が素晴らしく徹底されている。甘いきんぴらと、うすあげも入ってて美味しかった。

この量で490円!



ここから次の地獄の始まり。着て来たのも含めて衣類を3日分しか持ってきてないので、洗濯する必要がある。地下の洗濯室に降りてみると、洗濯機2台、乾燥機1台。無料でありがたいし、洗剤は日本から持ってきている。

ただ、使用中の乾燥機(真ん中)の残り時間が3時間36分て😱ここはヨーロッパですか⁉️そして今すでに19時なんですけど…

フロントのメガネの青年(チェックインした時からこの人しか見たことがない)に、洗濯室は何時までか聞くと「24時間OK」と。確かにあの長さでは、24時間じゃないと誰も乾燥終わらへんやろうしな…

ついでにゴミも捨てたかったから、ペットボトルの蓋はプラスチックなのかとか色々質問したら外のゴミ捨て場まで案内してくれて、かなり細かく分別しないといけないことが判明した。なぜかバナナ牛乳のヤクルトみたいな容器もペットボトル扱いらしいし、基準が複雑…

そして、どうやら私が初日の夜にセブンイレブンで買ったゴミ袋は政府指定のじゃなくて、ただの透明のゴミ袋だったらしい😭青年が「レシートがあれば返品できると思います。正しいのはこれです。写真を撮りますか?」と見せてくれたやつを撮った。一番近くのコンビニemart24には確実に売ってるらしい。うぅ…めんどくさいけど、彼の丁寧さのおかげでショックな心が緩和される。


ゴミ袋は明日買うとして、洗濯室の終了時間は気にしなくていいから洗濯だけでもしておこう。いろんなモードがあるので、翻訳アプリPapagoで写真を撮るとこうなった。

「私の心」って何なのさ⁉️そしてスピードアップモードでも45分かかると…しかも40℃のお湯で。そんなに熱くなくていいし、繊細モードが30℃で50分だったからそれにしてみた。しかし最短で45分て、ほんまにここはヨーロッパですか⁉️

そして50分後。洗濯は無事に終わってたけど、乾燥機の残り時間は2時間40分。さすがに待ってられないから、もう1回脱水してから部屋に持って帰って、明日の朝に乾燥することにした。

テレビでは車輪のついた家とかいうバラエティに、ムン・ソリとかドラマでよく見るおじさん俳優ソン・ドンイルとかが出てキャンプしていた。ムンソリほどの大女優もこういうの出るねんなぁ…

※後から調べたらムンソリじゃなく、キム・ハヌルでした。やっぱりムンソリがでるわけないよね…

そして次にパク・ミニョン主演のドラマ「月水金火木土」が始まった。字幕がないのに、何が起こってるかだいたい分かるから不思議。


昨日の未解決事件のやつといい、さすが韓国のテレビは面白くて、ついつい観てしまう。

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