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締め切りを過ぎても対応してしまうあなたは、業務の本質を理解していないのかもしれない

過去に勤めていたとある大手企業でのこと。給与計算のメイン担当の方がいました。その方は、締切後の対応を絶対に受け付けないのです。ベンチャー企業出身の当時の私は、「なんて融通の効かない人なんだろう」「これだから大企業は・・・」と思っていたのです。

しかし、数カ月後に自分が給与計算のメイン担当になってわかったんです。その方の対応はとても正しいものであるということを。

「給与を支払う」という業務にどれだけコミットしているのか

この会社で私は、給与に関しての強烈な原体験を2つ持っています。そのうちの1つがこの「締切を絶対として、締切後の対応はしない」ということ。これは融通を効かせないという話ではなく、「給与計算の仕組み」を理解し、給与を支払うことに対する責務をきちんと果たすことの現れでもあったりするのです。

給与計算は、決められた短期間内に必ず完遂することが必要です。完遂という言葉を使うくらい、絶対に終わらせる必要があります。できませんでした、遅れちゃいました、が、ない世界の仕事です。

そして給与計算ならではの話でもあるのですが、さまざまな情報が連動して計算が行われているため、1つ(1人)の変更をかけるために行った操作が、他の人の計算に影響を及ぼすといったことがあります。たった1つの変更が、1つだけの変更にならないことがあることを知っていれば、イレギュラー変更は大きなリスクであることを認識するでしょう。

しかし、そのリスク自体の認識がない場合、こんなことになっていく可能性を秘めています。

・良かれと思って融通を効かせた結果、社員全員の給与計算をおかしくしてしまった
・おかしくなってしまっていることにすら気づいていない
・イレギュラーなタスクを追加したことで時間を失い、本来やるべきことがおざなりになった
・スケジュールに遅れを生じさせ、あなたの作業を待っている他の担当者に迷惑をかけた

本末転倒ですね。

次の2つの選択肢、あなたならどちらを選びますか?

・期限を守れなかった社員に対して融通を効かせること
・期限を守った社員の給与にリスクを与えないこと

この会社は数千人規模の会社でしたし、どちらを選択するかといったら圧倒的に後者なんですね。自身が給与計算のメインを担当することになり、仕組みを理解したとき、これが身に沁みてわかるようになりました。

「融通効かねーなー!」という気持ちもわかります。でも、私たちは絶対に守らなくてはいけないものがあるのです。

業務の本質を理解する

給与計算をやったことがある人じゃないとわかりづらい話ではありましたが、締め切りを設ける意味と、イレギュラー対応が与える影響を考えることは、給与計算業務以外でも必要なスキルなのかなと思います。特に、

・タスクを追加したことで時間を失い、本来やるべきことがおざなりになった
・スケジュールに遅れを生じさせ、あなたの作業を待っている他の担当者に迷惑をかけた

この2つは他の職種でも起き得る話かと思います。業務の本質を理解することで、何を選択するのか、なぜそうするのか、自信を持って主張できるようになれるといいですね!

悩みはつきない

固い話をしたのでゆるーい画像を共有します。

弊社は給与計算を内製しているので、給与計算中はデザインチームが作ってくれたのぼりをデスクに掲げて席には近づかないようお願いしています。(モニターにはプライバシーフィルターを常時貼っております)

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これを見たエンジニアが、このようなものを提案してくれました。

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からの、

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VR事業者さま、ご提案お待ちしています。

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