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精密検査編

歯列矯正のカウンセリングの次は精密検査。

カウンセリング当日に検査可能な医院もあれば、別日に予約を取り検査する医院もあります。

精密検査費の相場は、22,000円〜55,000円。

医院によって幅があるので事前に確認しておきましょう。

トータルの時間は90分ほどかかりました。

【精密検査費の内容】
①レントゲン撮影
②顔写真・口腔内写真撮影
③歯周検査
④歯型取り

検査内容は医院によって異なりますが上記の4つはどこの医院でも行う検査。

精密検査費に幅がある理由は、精密検査といっても色々な検査があるからです。

例えば、噛み合わせを含めた顎の動きや、唾液を調べる検査などを実施する医院もあるようです。

私が通院しているの医院では、X線レントゲン(2D)とCT(3D)、口腔内写真撮影、顔写真撮影(正面、斜め、横)、歯型取りを行いました。


精密検査では患者側である私たちがやるべきことは特にないので、何も難しいことはありません。


強いて言うなら、口腔内写真と歯型取り。


まずは、口腔内写真の撮影について。

経験ある方はご存知かと思いますが、口の中の写真を撮る時は、相当な力で口を開けて引っ張られます。

口の中に鏡を入れられるのですが、思った以上に鏡が大きくて。

こちらも可能な限り大きな口を開けるのですが、それでも足りないときは「ちょっと鏡入れていきますねぇ」という感じで押し込まれます。

私は人生でここまで大きな口を開けたことはないです。

くちびるが乾燥しやすい人は、リップを持参して必ず撮影前に塗るのを忘れずに。

そうじゃないとくちびるがバッキバキになって口元血だらけです。
全く大袈裟な話ではなく、本当に。


そしてもう1点は、歯型取り。

これは嫌いな方も多いですよね。

私の場合、歯型取り自体は問題なく終わったのですが、粘土が口周りにくっ付いてそれが乾燥してカピカピに。

水に濡らせば取れるのでいいのですが、女性でお化粧をしてる方は気を付けてください。

粘土は取れるけど、お化粧も一緒に落ちます。

あと顔だけではなく、洋服にも乾燥した粘土の粉が落ちる可能性も高いので、黒やネイビーの洋服だと目立ってしまうかも。


歯型を取ってくれる歯科衛生士さんの技術もあるとは思いますが、精密検査の後にそのまま出かける用事がある方は十分にご注意を。


嘔吐反射の強い方には朗報です。

現在は技術が進歩していて、「光学式口腔内スキャナー」という素晴らしい機械があります。

従来のように粘土を使って歯型を取るのではなく、カメラ(装置)を使い歯を撮影(スキャン)して歯型を立体的なデータとして起こす方法もあります。

今までの粘土を使う方法よりも患者さんへの負担が少なく、より正確に型取りができるというメリットもあるそうです。

機械の名前は「iTero(アイテロ)」。

この機械を導入しているかどうかは医院によって異なりますので、その点も最初のカウンセリングで聞いてみるといいかと思います。


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