「展望2021:日本、先進国から脱落も リモート化に壁」…2021年1月の記事について
コメント転記
『正論過ぎて…哀しくなりますね。
そんなんで「先進国」にしがみついて…それで本当に幸せな国なんだろうか?…考えされられる記事でした。』
【雑感】
今の日本の斜陽化は、不用意に欧米基準に迎合し、(欧米のような)再チャレンジ、雇用の流動化の土壌、(神のもとの平等の精神による?)寄付の文化といった環境が整わない状態で歪んだ〝グローバル〟化=行き過ぎた個人主義、成果主義、新自由主義、金融至上主義…が強行されたことに端を発してるように思われます。
言葉をはじめビジネス環境を欧米標準化したいなら、英語を公用語にして、学校教育は(一斉休校後に議論になったように)満年齢で入学、単位制で進級、飛び級も普通にあり(代わりにクラス行事や修学旅行などは廃止)にすればいいんですよ。中国はじめ後から経済成長したアジア諸国には(選ばれし者とそうでない者を幼少から分断し)前者を欧米型の競争社会で育て上げて経済発展の尖兵としてきた土壌がありますが、日本では明治期に欧米の技術と政治経済システムを導入後に日本の生活様式に馴染ませるべくアレンジ、日本語化→平準化してきたことが、敗戦を経てもバブル期まで続いた〝日本型社会主義〟とも呼ばれる独自の政治経済システムだったのではないでしょうか。
〝鎖国〟とまでは言いませんが、記事のような話を耳にするにつけ、欧米基準(=標準)というスタートラインからしてアンフェアな国際関係にあっては、世界との向き合い方を一から見直すべき時期かもしれない…二、三番はおろか「先進国」とは認めらなくても、身の丈に合った、健康で文化的な国、それこそニッポンの進むべき道ではないでしょうか。
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