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自分が王様になった日

先日、友人のタミーが開催する『王様講座』というワークショップに参加してきた。とても良い内容であったので、たくさんの方に受けていただきたく、講座に対して僕が良かったと感じたことを書いておきたいと思う。

タミーも僕もこの世界をより良くしたい、平和にしたいと願っている。タミーのこの講座にかける想いが多くの人に届き、届いた人から世界が変わっていくことを想像すると、その先の世界に期待しかない。

『王様講座』という言葉を目にしたのは、1年くらい前だっただろうか。タミーがFacebookに告知をしているところを見た。同じ流派のコーチングを学んでいる身として何となくやることが想像できたし、「王様」というフレーズに女性が好きそうなおとぎ話感を感じてしまい、応援しつつも自分とは距離を置いて見ていた。

その後、私自身、いろいろな学びの場に参加し、自分への気づき(平たく言えば、強み・弱みの理解)が進み、自分の中にある大きな力の使い方を探すようになっていた。そんな時にたまたま別件でタミーと話す機会があり、『王様講座』のことを思い出した。多分、「自分の中の大きな力=王様の力」という変換というか、リンクが起きたのだと思う。

そうして、講座に参加することになった。
(以下、ネタバレになっても面白くないので、自分の中に起きたことだけ書きます。)

参加した結果、私の場合は、以下のようなことが起きた。

  • 自分の力のイメージが「王様像」として具体化され、

  • どのようなスタンスで発揮したいのかが明確になり、

  • 現実世界との接し方が変わった

ひとつずつ順番に説明しますが、私の王様像はどんなものだったと思いますか?

受講する前は、王様は金色の冠をかぶり、上方にカールした口髭を生やし、ふかふかで背もたれが異常に高い玉座に座っている姿を、私はイメージしていた。

当初はこんなイメージ

でも、講座を経て出てきた私の王様は、ジーパン、Tシャツ、それにサンダル姿の王様。朝起きてきた時の挨拶は、「ウィーっす。おはよー」みたいな。
(ただのチャラい人に思えてきたww)

このイメージをどう思うかは人それぞれだし、否定的な反応もあるかもしれないけど、私の中では「自然体」「ありのまま」「平等」「仲間」「応援」「遊び心」という要素を含んだイメージで気に入っている。

出てきた王様のイメージ

このチャラい王様が出てきたことで、自然と自分のスタンスが見えてきて、自分の力の使い方が見えてきた。自分のやりたいことと、自分の力の流す方向が一致する感覚を得たという感じ。エネルギーロスがなく、かつ、人へ伝わる力が増す期待も湧いて、行動への活力も同時に得ていたように思う。

そして、その王様には仮置きとして「自然児王」という名前をつけてあるが、この名前があることが、現実世界を生きる上で大いに役立つ。

現実世界はいろいろな制約があって、気づくといろいろなものに流されがちだけど、「そうだそうだ、俺は自然児王だった」と思い直すと、本当に自然児王になれる。接する人や世界の見え方が変わり、発揮する影響力が変わり、それでいて楽。王様なので、自分を世界の中心に据えられる感覚があり、その感覚がそうさせるのかもしれない。

先日、北海道でリトリートに参加して、数日にわたって森に入った。自然児王は、虫の闊歩する落ち葉の上に寝そべったり、裸足で歩いたり、何なら半裸でそのまま寝たりしていた。獣道を辿って冒険もした。だって、自然児だし、この世界の王様で好きなことができるから。

こんな森での過ごし方はこれまで想像はしても実行はしなかったけれど、自分が自然児王であるという自覚を持っていたので、そうしないことが不自然に思えたからやってみた。何もネガティブなことは起きず、良い意味で「こんなもんか」と思えたし、「だったらもっとやれるな」という根拠のない確信も得ることができた。

そう思うと、王様のメタファー(比喩)は、自分の輪郭をはっきりさせるだけでなく、自分自身に新たな意味づけをすることで、これまでと違った行動を創り出す力があるのかもしれない。

しかも、王様には自分で王国を創り上げる自由があり、同時に、国や国民を守るという責任という名の制約があるから、空想でありながらもリアリティが程よく残っていて、実生活に接続して使いやすくなっているのかもしれない。(あくまで個人の感想です。)

「王様」というフレーズに最初の私が感じたようなおとぎ話感を感じたり、非現実の眉唾感を感じて、距離を空ける人もいるかもしれない。でも、意外にも「王様」は、空想と現実のいいとこ取りみたいなのです。多分、「お殿様」では厳格すぎて固くなるし、「社長」では現実的過ぎて想像力と創造力が阻害されるから、今回のようなことは実現できなかった。ちょうどいい塩梅なのだと思う。

あ、そうそう。大事なことを忘れていました。
この講座は、一人で参加するのではなく、同時に参加する方が複数名いるのも、たぶん大事なポイント。

私が参加した日程は、私ともう一人だけの参加ではあったけど、同時に参加した人から貰えるフィードバックもとても参考になる。講師のタミーからフィードバックをもらって「そうかなぁ?」と思ってしまうことがあったとしても、別の人からも「私もそう思ってた」とか言われると、「そうなのかも」と思える。それぞれから違う認識がもたらされたとしても、タミーが対話の場を作ってくれるので、対話を通じて納得度の高い自己認識を得ることができる

だから、結果として、講座を通じて出てきた王様像が自分のものとなって、使える代物になっていくということもあるのだと思う。


と、いう感じで僕の『王様講座』体験を書いて見ましたが、どうでした?
実は、私が受けたのは「ライト版」。

なので、本編の方は、もっと凄いはずと思っていて、これは世の人に勧めねばと思っている次第。

自分を知りたい方、自分の願っている世界を知りたい方、世界と接するスタンスを明確にしたい方、自分という人生を生きたい方、本当におすすめです。

ご興味のある方は、こちらまで

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ToMoRu ゆう

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