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物欲との向き合い方、私の場合
利己的であることと同じくらい、物欲を持つこととか、それを満たすことは、何となく良くないこととされている気がするのだけど、世の人の周りはどうなのだろう。
私は、ご多聞に漏れずそんな気に絡めとられて、高価なものとかに対して否定的なスタンスを取ることが多かった。
でも、最近、独立を目指すようになって、物欲を満たすことに対する向き合い方が変わってきた。
良いものを求めて何が悪い、と。
むしろ、自分の
丁寧な梱包のその先に
先日、妻のやるメルカリで商品が売れたというので、梱包をおおせつかった。
妻は家の不用品をせっせと出品してくれていて、195件の売上がある。金額こそ大したことはないが、その回数と経験は大したものかも、と思っている。
メルカリでは出品者に対する評価がつくが、結構高いみたいで全員が五つ星。それもまた大したものだと思う。彼女の丁寧な性格が奏功しているのかもしれない。
そんな妻からの指令。この私がボス
無理せず充実した生き方(案)
無理をしないで、でも充実した生き方とは、どんな生き方だろう。そもそも可能なのだろうか? そんなことをここ最近考えてきて、ようやく分かってきた気がするので、整理するためにここに書いてみようと思います。
新入社員時代
新入社員の頃、某大手のIT企業の営業として、毎月200時間の残業をしていた。情報系の学部を出たわけでも無い私は、仕事について行くのが必死だった。何しろ、社会人生活も、一人暮らしも初め
自分が王様になった日
先日、友人のタミーが開催する『王様講座』というワークショップに参加してきた。とても良い内容であったので、たくさんの方に受けていただきたく、講座に対して僕が良かったと感じたことを書いておきたいと思う。
タミーも僕もこの世界をより良くしたい、平和にしたいと願っている。タミーのこの講座にかける想いが多くの人に届き、届いた人から世界が変わっていくことを想像すると、その先の世界に期待しかない。
*
『
「死」がくれる贈り物
新幹線が速度を上げていき、街並みが閑散とし始めた時、私の視界はすでに霞んでいた。
それからしばらく時間が経ち、停車駅から何人か乗り込んで来たので、目が合わないように窓の外に顔を向けた。目に涙を溜めた40近いおっさんと肩が触れ合う距離にいたら気まずかろうと思ったのだ。
私は一冊の文庫本から目が離せなくなっていた。ページを捲る手が止まらないという経験は初めてだった。
内容は、がんで余命宣告を受け
暗闇が教えてくれたこと
暗闇は人間にとって恐怖の対象であり、可能な限り避けたいものだと思います。でも、私は、最近、暗闇からとても重要なことを教えてもらいました。それは、誰しもが人生を豊かにするために必要なことで、もしかすると読者の皆さんのお役に立つことかも知れません。
カッカッ、カッカッ
私は手に持つ棒を左右の地面に打ちつけながら、地面の感触を確かめて、一歩を踏み出した。いつもの半分の歩幅で。上げた足を地面につける