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ビオトープ脇にてマイマイカブリ新成虫を確認
ビオトープ脇にあるガレージにて、迷い込んだマイマイカブリ新成虫を確認した。
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当初はビオトープで何度か見かけている越冬成虫が迷い込んだかと思われたが、ピンセットで捕獲すると本来は硬いはずの鞘翅がかなり柔らかく、腹部にはほとんど何も詰まっていないペラペラの状態だった。
つまり、羽化後地上に現れて間も無い新成虫という事になる。
以前に確認した終齢幼虫が成長した姿である可能性も高い。
狭い範囲の茂みの中で成虫ペアの交尾も過去に確認しているため、このペアの子孫である事はほぼ確実だろう。
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ウスカワマイマイを捕食しながら交尾を行う
ヒメマイマイカブリ
庭にビオトープを作った最大の理由である『マイマイカブリが自然に訪れて定着する事』『マイマイカブリが繁殖をする事』の2つが、ついに数年越しに叶った事となる。
願わくば、来年以降も安定してこの様子を見たいところ。
マイマイカブリ幼虫は少なくとも2匹を確認しており、マイマイカブリの数が増えれば捕食圧によりカタツムリの生息密度は必ず低下する事になるので、それが一定以下にならないように管理したい。
外部からカタツムリを持ち込む手法は採用せず、あくまで自力繁殖を最優先したい。
ただし、花壇やプランターで植物を食害しているカタツムリがいたならばこのビオトープに移動させる事はすると思う。
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自宅前の空き地では、国内外来種であるコハクオナジマイマイが数多く生息しており、近辺でのマイマイカブリの拡散はこの種の個体数増加に伴って起きているものと考えられる。
コハクオナジマイマイは増水に伴って河川沿いを中心に分布を拡大させているが、今では河川から数キロ離れた森林内にも姿が見られるようになり、そこでもマイマイカブリの確認数が増えた。
しかし、以前も書いたように河川沿いや森林では最優先種となるほどに増加したコハクオナジマイマイであるが、自宅ビオトープ周辺では依然として在来種のウスカワマイマイが最優先種のままとなっている。コハクオナジマイマイはほとんど見られない。
多く定着している空き地から10mと離れておらず、何が要因なのかは分からない。
ちなみに、上記画像を撮影した時には気づかなかったが、よく見ると画像の奥ではトビズムカデが何かを捕食していた。
このトビズムカデは撮影の数分後に足元に現れたものを視認してようやくその存在に気づけたが、その際の靴はサンダルだったので本当に危なかった。
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